富士通は1日、個人向けPCの2013年春モデルを発表した。21.5型のIPS液晶を搭載し、地上/BS/CSのダブル録画が可能なテレパソ「ESPRIMO FH56/KD」には、スマートフォンに録画番組を転送できる機能も盛り込まれる。
ESPRIMO FH56/KD
秋冬モデルからの進化点は、スマートフォンへの録画番組転送機能(後日アップデートにより提供される)、Microsoft Office Home and Business 2013の搭載、Windows 8の操作性を活用できるワイヤレスタッチパッドが添付されること。一方、ハードウェアの構成は秋冬モデルを継承している。価格はオープンで、店頭予想価格は200,000円強。提供開始は2月7日の予定。
また、電源オフ状態から最速約1.5秒でテレビが観られる3波クイックテレビ機能、外出先からのスマートフォン/Ultrabookなどによる録画予約機能、オンキヨー製のスピーカーにDTS Ultra PC II Plusといった音へのこだわりも前作を受け継いでいる。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2、最大16GB)、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応Blu-rai Discドライブ、ディスプレイが21.5型ワイドIPS液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8 64bit。
インタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0+HS、USB 3.0×3、USB 2.0×3(うち1つは電源オフ時充電可)、HDMI入力、マイク入力、ヘッドホン出力、メモリカードスロット(SDカード/メモリースティック対応)、約92万画素Webカメラなど。サイズはW518×D175×H410mm(最小傾斜時)、W518×D306×H358mm(最大傾斜時)。重量は約7.6kg。
ESPRIMO FH98/JD、ESPRIMO FH77/JD
23型液晶を搭載したESPRIMO FHシリーズの上位機種は、秋冬モデルの「FH98/JD」「FH77/JD」が継続して販売される。