富士通は1日、個人向けPCの2013年春モデルを発表。Ultrabookの「LIFEBOOK UHシリーズ」は、最新のOffice 2013を搭載。上位モデル「UH75/K」の最厚部は15.6mm。HDDを搭載したノートPCとしては世界最薄となる数値を前作から引き継いでいる。
LIFEBOOK UHシリーズは光学ドライブを省き、軽量化を進めたワンスピンドル仕様。上位モデル「UH75/K」、エントリーモデル「UH55/K」の共通点として、HDDと高速処理用のSSDを組み合わせたハイブリッドHDDを採用していること、ワイヤレス通信機能としてWiMAXを備えていることが挙げられる。なお、春モデルのハードウエア面ではCPUがスペックアップしている。
LIFEBOOK UH75/K
14型ワイド液晶(1,366×768ドット)を搭載したUltrabook。価格はオープンで、店頭予想価格は140,000円前後。提供開始予定は2月7日。
「超圧縮デュアルグリッド構造」により、約200kgfの重みを加える天板全面加圧試験にも耐えている。セキュリティ機能として指紋センサーを搭載。本体カラーはサテンレッドのほか、新色の「スパークリングブラック」がラインナップされている。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3337U(1.80GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1、交換不可)、ストレージが約500GB SATA HDD+高速処理用SSD、ディスプレイが14.0型ワイド液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 8 64bit。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、WiMAX、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 3.0×2(うち1ポートは電源オフ時充電可)、USB 2.0×1、HDMI出力、ヘッドホン出力、メモリカードスロット(SDカード対応)、約100万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約10.2時間。サイズ・重量はW327×225×9.0~15.6mm、約1.44kg。
LIFEBOOK UH55/K
13.3型ワイド液晶を搭載したUltrabook。価格はオープンで、店頭予想価格は120,000円前後。提供開始予定は2月7日。カラーはアルマイトレッドとアルマイトシルバーの2色。
「UH75/K」との比較では、CPUがIntel Core i3-3227U(1.90GHz)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(1,366×768ドット)、有線LANと指紋認証センサーが搭載されないのが大きな相違点。
また、メモリは4GBの容量は変わらないが、内部構成が2GB×2となっていること、内部スピーカーが「UH75/J」のステレオに対してモノラルとなることもUH75/Kとの違いとなる。バッテリ駆動時間は約6.6時間。サイズ・重量は、W323×234×18.0mm、約1.60kg。