映画『ダークナイト ライジング』や『レ・ミゼラブル』への出演で知られる女優のアン・ハサウェイと、トム・クルーズの元妻ケイティ・ホームズは犬猿の仲のようで、関係者がナショナル・エンクワイアラー誌に語っている。
同誌によると、アンとケイティは長年のライバル同士であるが、一般には明るくフレンドリーなイメージが先行しているアンは、実はキャリアのことになると陰険な性格になるようで、ケイティがトムとの結婚をキャリアの踏み台に利用したと考えているという。
「お互いに同じ役柄を何度か争ったこともあって、アンはケイティのことが嫌いなんですよ。アンは常々、ケイティがトムを利用して自分のキャリアを伸ばすためにハリウッドで立ち回っていると思っているんですね。なのでアンはいつも、裏ではケイティの悪口を言っていて、トムとの結婚の破綻やアンの容姿まで小ばかにしているんです」
またこの関係者は、アンがケイティを女優としてみておらず、ケイティ自身もまたそれに気づいていると続けた。
「まあ簡単に言えば、2人は相当仲が悪いということですね。それは、アンがケイティを本物の女優とはみなしていないという事実に起因するんです。でも、ケイティはちゃんとアンの悪意を陰に陽に感じ取っていますよ」
そんなアンがケイティへの悪意を露わにしたのは、昨年、米NBCの人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演した時だった。同番組内で、同じく米人気番組『エレンの部屋』にケイティが出演したという設定のお笑いコントで、アンがケイティ役を演じて「USウィークリー誌を読んでもらえれば分かるけど、パパラッチに邪魔されないように私とスーリは年がら年中、寝ても覚めても動物園にいるのよ」とトムとの子供スーリとケイティの苦境を皮肉り、ケイティの仕草や虚ろな表情を真似していた。
アンとケイティはクリストファー・ノーラン監督が手がけた『バットマン』3部作にそれぞれ出演していて、ケイティは第1弾『バットマン・ビギンズ』でヒロインのレイチェル・ドーズ役で出演していたが、大ヒットした第2弾『ダークナイト』ではマギー・ギレンホールにレイチェル役をとって代わられている。他方のアンはシリーズ最終作『ダークナイト ライジング』でキャットウーマンを演じている。
(C)BANG Media International