ベンキュージャパンは31日、SVGA(800×600ドット)の解像度で、高輝度2,800ルーメンとコントラスト比13,000:1を実現したDLPプロジェクタ「MS517」を発表した。2月7日より販売を開始。価格はオープンで、店頭予想価格は39,800円。
中間色の輝度を向上するテキサスインスツルメンツの「BrilliantColor」を採用し、さまざまなソースの画像をくっきりと表示。また、色再現性を高めるために、RGB+白の4セグメントカラーホイールに、黄色とシアンのセグメントを追加。DLPプロジェクターでは難しかったパステルカラーの色再現が可能だという。
「Smart Eco」モードでは、ランプ設定を「スマートエコ」モードにすることで、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、画像を暗くすることなく消費電力を30~100%の範囲で調整する。ランプ光源は190Wで、ランプ寿命は標準で最大4,500時間(エコノミー:約6,000時間、スマートエコ:約6,500時間)。
主な仕様は、投射方式がDLP、画素数が800×600ドット(SVGA)、アスペクト比が4:3、コントラスト比が13,000:1、輝度が2,800ルーメン、投射レンズは1.1倍のズームレンズ。
スクリーンサイズは37~300型で、投射距離は40インチが1.6~1.76m、60インチで2.41~2.65m、80インチで3.2~3.52m、100インチで4.01~4.41mとなっている。対応解像度は640×480ドット(VGA)~1,600×1,200ドット(UXGA)。
投射位置は、フロント、リア、テーブル、天吊りに対応。映像入力インタフェースは、HDMI、D-Sub×2、Sビデオ端子、コンポジット端子。音声入力インタフェースはRCA×1。音声出力用オーディオミニジャック。本体サイズはW302.8×D221.8×H111.8mm、重量は約2.3kg。