私用携帯の携帯電話代は、どのように精算していますか?

アイシェアは、1月9日~16日にかけて「仕事で携帯を利用」する20代~40代の男性を対象に「サラリーマンの携帯利用に関する意識調査」を実施した。回答数は1,000件。

携帯電話の電話代は自腹で支払い「会社が清算してくれない」

まず、携帯電話代の主な請求方法について尋ねたところ(会社で携帯電話を貸与されず、私用携帯を利用している人)、「会社で経費清算できないので自腹で払っている」が最も多く64.4%だった。続いて「会社で経費清算できるが自腹で払っている」が24%。会社で経費清算している割合は11.4%にとどまり、8割以上のサラリーマンが自腹で払っているようだ。

自腹で支払っている理由を聞いたところ、「会社が精算してくれない」、「精算の申告が面倒」など企業側の精算スキームに課題があることがわかった。次に、月の携帯料金のうち、業務で利用した携帯利用料金の支払いを、どの程度まで自腹で許容できるか聞いたところ、平均で2,299円となった。

携帯料金を自腹で支払うと「仕事のモチベーション下がる」半数

私用携帯を業務で利用したことによって、46.6%がプライベートの電話番号を業務上の相手に知られることに心理的不安を感じていると回答。「休日でも取引先から連絡がある」、「24時間対応だと勘違いしている」などのコメントが寄せられた。しかし、デメリットを抱えながらも42.2%が「会社携帯と私用携帯を2台持つ必要がない」と回答している。

また、回答者の47.2%が業務で利用した携帯料金を自腹で支払っていると「仕事のモチベーションが下がる」と答えている。さらに45.1%が「携帯電話代が自腹になることを気にして、通話を控えたりすることがある」と回答しており、モチベーション低下だけでなく、業務への支障も発生していることも明らかとなった。