オリコンDDは、2012年12月14日~26日にかけて、20~50代の働く男女各1,000名を対象に、ストレスに関する実態調査を実施した。
9割以上が「ストレスを感じている」。その原因は「仕事関連」
まず最初に、日頃のストレス度合いについて調べたところ、男性は93.4%、女性は96.3%が「ストレスを感じている」と回答(平均94.9%)。その原因については、男女ともに「仕事の内容」が男性63.1%、女性52.9%と最も多く、続いて「職場の上司」「賃金・給与」「職場の同僚」と、上位は仕事関連が占めた。
ストレスの見た目への影響、男性「抜け毛・薄毛」、女性「肌荒れ」
続いて、「日頃のストレスが原因で見た目に現れる症状・気にしている症状」を聞いたところ、男性の1位は「抜け毛・薄毛(28.3%)」、2位は「太る(27.9%)」、3位は「白髪(27.5%)」だった。一方、女性は1位「肌荒れ(39.6%)」、2位「太る(37.1%)」、3位「白髪(32.5%)」という結果になっている。
ストレス解消法、女性はリラクゼーション系サービスの利用が4割
ストレス解消法について聞くと、男性は「睡眠(37.5%)」、「飲酒(29.3%)」、「スポーツ・運動(26.9%)」の順に多く、「ギャンブル」「喫煙」といったものも多かった。最も女性との差が顕著なのは「リラクゼーション系サービス(36.2%)」で、男性は9.4%なのに対し、女性は36.2%が活用しているという結果になっている。
男性の62%がストレス解消に「ヘッドスパに興味あり」
この「リラクゼーション系サービス」について、興味を持っている男性を対象に、具体的にどのようなサービスを取り入れてみたいか聞いたところ、最も多かったのが「マッサージ(62.9%)」で、わずかな差で「ヘッドスパ(62.0%)」となった。しかし、実際にヘッドスパを体験したことがある人は18.5%という結果になっている。
ヘッドスパの印象については、リラクゼーション効果によるストレス解消だけではなく「頭皮にも、ストレス解消にも役立ちそう」、「抜け毛の対策にもなりそう」など、男性が最も気にしている「抜け毛・薄毛」へのよい影響を期待している声が多かった。