2月1日(金)に全国劇場公開されるアニメーション映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』について、東京・新宿バルト9と大阪・梅田ブルク7にてR18+版のレイトショー興行が行われる。
通常の上映内容について、刺激の強い肉体損壊と性愛描写があることから、映画倫理委員会からR15+指定を受けている同作品だが、実は当初はR18+指定だったという。原作に対して忠実に描く方針で制作した結果だが、通常の全国興行では第1部、第2部と鑑賞してきたファンに引き続き楽しんでもらうためにR15+版を新たに制作。主に性的描写のあるシーンがR18+に相当するとされたため、映像を一切カットせず、明るさなどの調整を加えている。
『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨』R18+バージョン上映は、2月1日(金)より東京・新宿バルト9と大阪・梅田ブルク7で上映。両劇場とも、R15+版の通常上映も行われる。上映スケジュールについては各劇場に確認してほしい。
ちなみに、R15+版では上記の修正以外に音楽を一部変更した箇所があり、それに加えて川畑要によるエンディングテーマ曲「breakthrough」もシングル版と異った劇場アレンジ版を使用しているとのこと。
同作は、三浦建太郎原作の人気コミック『ベルセルク』で展開される壮大なダーク・ファンタジーを映像化した作品で、『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』(2012年2月公開)、『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』(2012年6月公開)に続く、「黄金時代三部作」の完結編となる。ストーリーは、王国への反逆罪により捕らえられたグリフィスを鷹の団が救出するところから始まり、原作発表当時にあまりの恐怖と絶望により話題となった、鷹の団の壊滅シーン"蝕"が描かれる。