京浜急行電鉄と横浜市鶴見区はこのほど、「横浜市鶴見区における誘客促進の協力に関する基本協定」を締結すると発表した。連携第1弾の取組みとして、特典付きの見どころマップ「いっぱい寄り道! つるみ散策MAP」を制作し、京急線各駅にて配布している。
誘客促進の分野において、横浜市内の区と鉄道事業者が協定を結ぶのは初めて。28日には總持寺仏殿前にて協定締結セレモニーが実施され、京急電鉄マスコット「けいきゅん」と鶴見区マスコット「ワッくん」も登場した。セレモニー終了後、「ワッくん」は京急鶴見駅の1日駅長として京急線品川駅に立ち、「つるみ散策MAP」の配布を行ったという。
鶴見区は、今年が「生麦事件」発生150年に当たることから、歴史や文化、ものづくりなど多様な魅力を発信する取組み「千客万来つるみ」を実施。京急電鉄もウォークイベントの開催などで同区と連携してきたが、協定締結でさらに積極的な誘客促進を図る。