アサヒグループホールディングスのお客様生活文化研究所はこのほど、「鍋料理に関する意識調査」の結果を公表した。同調査は1月16日から22日にインターネットで実施し、825人の有効回答を得た。
微妙に異なる東西の「好きな鍋」支持率
「この冬、好んで食べる鍋料理(5つまで)」について質問したところ、1位「寄せ鍋」、2位は「水炊き」となった。同設問について地域間で比較したところ、東日本では「寄せ鍋」が、西日本では「水炊き」がそれぞれトップとなった。東日本では2位の「水炊き」と10ポイント以上差をつけていることなどから、好きな鍋料理にも地域差がみられることが分かった。
「一緒に鍋料理を囲むことが多いメンバーは?」と聞いたところ、最も多い回答は「家族(子どもを含め)・夫婦」となった。家族がそろう日は「鍋料理」という声が多く、冬場の定番家庭料理として高い人気を誇っていることがうかがえる。
「毎週家族で鍋料理」が過半数
「鍋料理を食べる頻度は?」に対しては、「週1回程度」が35.8%、「週2回以上」は21.9%となり、全体のおよそ6割が「週1回以上」の頻度で鍋料理を食べていることがわかった。「一緒に鍋料理を食べるメンバー」及び「鍋料理を食べる頻度」から算出した結果、2人に1人が「毎週、家族で鍋料理」を楽しんでいる実態が明らかになった。
ヘルシーさが鍋料理人気の秘訣か
「鍋料理の魅力」について質問したところ、最も多い回答は「野菜がたっぷりと摂れる」、続いて「カラダが温まる」となった。また4位には「家族団らんに良い」が入り、この結果に関しては、鍋料理は冬場不足しがちな野菜を十分に補給でき、家族間のコミュニケーションも円滑にし、冬の寒さや乾燥対策にも役立っていることがうかがえる。
同調査では、エリア別の好きな鍋ランキングも公表している。詳しくは、同社のWEBサイトで見ることができる。