パナソニックは30日、同社の12.1型ノートPC「Let'snote SX2」シリーズの2013年春モデルを発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は185,000円前後から。一部機種を除き、2月15日に発売する。

Let'snote SX2 シルバー

12.1型ワイド液晶のドライブ搭載モデル「Let'snote SX2」は、100kg加圧に耐えるタフボディや、最長約19時間の長時間駆動が特徴。2013年春モデルでは、CPUをスペックアップしたほか、新たにCore i7搭載モデルを台数限定でラインナップ。CPUの違いや最新Officeソフト「Microsoft Office Home and Business 2013」の有無で計8機種を揃える。

また、春モデル共通機能として、同社スマートフォンとの連携機能「スマートアーチ」で、スマートフォンへのメールや着信をPC側にも通知する機能強化を施している。ほか、タッチパッド上でWindows 8のジェスチャ操作に対応した「ホイールパッドユーティリティ」機能も強化。パッド上でスワイプ操作を行うと、アプリバーを表示したり、チャームを開くなどの操作が可能だ。

Core i7-3540M vPro搭載モデル

上位モデルの基本仕様は、OSがWindows 8 Pro 64bit、CPUがIntel Core i7-3540M vPro(3.00GHz)、チップセットがMobile Intel QM77 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリが4GB(最大8GB)、ストレージが640GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが12.1型ワイドTFTカラー液晶(1,600×900ドット)。

インタフェースは、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、ギガビット対応LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、Bluetooth 4.0、WiMAX、USB 3.0×2、USB 2.0×1、D-Sub×1、HDMI出力×1、SDメモリーカードスロットなど。

本体サイズはW295×D197.5×H25.4mm、重量は約1.4kg(標準バッテリ装着時)。駆動時間は約17.5時間(標準バッテリ)/約8.5時間(軽量バッテリ)。カラーはシルバーのみ。

Microsoft Office Home and Business 2013搭載モデル「CF-SX2BEPBR」の店頭予想価格は225,000円前後。非搭載モデル「CF-SX2BEABR」は200,000円前後。この2機種のみ、3月8日の発売となる。

Core i5-3340M vPro搭載モデル

Let'snote SX2 ブラック

下位となるCore i5搭載モデルは従来同様、SSD内蔵モデルとHDD内蔵モデルをラインナップ。

CPUにIntel Core i5-3340M vPro(2.70GHz)を採用し、SSD内蔵モデルのストレージは128GB SSD、HDD内蔵モデルは640GB SATA HDDとなる。これ以外の仕様はCore i7搭載モデルに準じる。

本体サイズは上位モデルと同等。重量と駆動時間は、SSD内蔵モデルが約1.36kgと約19時間/約9.5時間。HDD内蔵モデルが約1.4kgと約18時間/約9時間。カラーはSSD内蔵モデルがシルバーのみ、HDD内蔵モデルがシルバー/ブラックの2色。

Microsoft Office Home and Business 2013を搭載したSSD内蔵モデル「CF-SX2AEYBR」の店頭予想価格は230,000円前後、非搭載モデル「CF-SX2AETBR」は205,000円前後。

同じくMicrosoft Office搭載のHDD内蔵モデル「CF-SX2AEPBR」(シルバー)および「CF-SX2AEQBR」(ブラック)の店頭予想価格は210,000円前後。非搭載の「CF-SX2AEABR」(シルバー)および「CF-SX2AEBBR」(ブラック)は185,000円前後。