ファーストリテイリングは、多くの人々の協力を得て、世界中で服を必要としている人々への支援を実施する「全商品リサイクル活動」をより活性化させ、地域に根ざした活動にするために、教育機関と連携する「"届けよう、服のチカラ"プロジェクト」を開始する。
同社は2006年より、顧客から提供されたまだ着られる服を、難民キャンプを中心に服を必要としている人々に届ける「全商品リサイクル活動」を実施しており、25カ国に約649万枚を寄贈してきた。昨年2月にはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とグローバルパートナーシップを結び、世界の難民問題に取り組んでいる。
今回、「"届けよう、服のチカラ"プロジェクト」では、教育機関から公募を行う。募集期間は4月28日までで、対象は小学校・中学校・高等学校の教育関係者、学校数は国内の100校。実施する際は、活動のはじめにユニクロの社員が講師となって出張授業を実施し、その後、子供たち自身が授業・生徒会活動・委員会活動・部活動などの一環として告知・回収を実施。最終的にユニクロから、難民キャンプなどへ服を届けた際のレポートを各学校に届ける。実施時期は今年6月から2014年3月まで。詳しくは特設サイトで案内している。