ハーマンインターナショナルは1月29日、オーディオシステム「JBL SAS101」にワイヤレスオーディオアダプタをプラスしたBluetooth対応パッケージ「JBL SAS101-BT」「JBL SAS101MBK-BT」「JBL SAS101MWX-BT」を発表した。2月上旬発売で、価格はオープン。推定市場価格は、JBL SAS101-BTが136,000円前後、JBL SAS101MBK-BTが137,000円前後、JBL SAS101MWX-BTが147,000円前後となっている。
新たに付属したBluetoothアダプタは、バージョンがBluetooth 2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはSBC/AACに対応する。
JBL SAS101は、2011年2月に発売したオーディオシステムで、CD/FMチューナーとアンプのセパレート構成を採る。CDプレーヤーはCD-DA、CD-EXTRA、MP3やWMAファイルを記録したCD-R/RWに対応。FMチューナーは30局のプリセットが可能だ。アンプは駆動力の高いClass D方式で、定格出力は65W×2だ。
音声入力は、S/PDIFの同軸×2系統に光×2系統、USB×2基、ステレオミニ×1系統、RCA(LINE)×2系統、Phono(MM)×1、BRIDGE IIIP(iPod 30ピンドック)用×1系統となっている。音声出力は、ヘッドホン(ステレオミニ)×1系統、RCA(LINE)×1系統、S/PDIF同軸×1系統だ。
標準モデルであるJBL-SAS101-BTと「MBK」モデル、「MWX」では、組み合わされているスピーカーが異なる。標準モデルでは、φ125mmフラットダイアフラムウーファとφ25mmMMDドームツイーターを使用した平面スピーカーユニットを使用した2Wayブックシェルフスピーカーが組み合わせられる。「MBK」「MWX」両モデルでは、単品スピーカーの4312M IIのそれぞれブラックタイプとブルーバッフルタイプが組み合わせられる。
4312M IIは、モニタスピーカー「4312」のスタイルを蹈襲したコンパクトスピーカー。サイズは異なるが、ウーファーには4312と同様にピュアパルプホワイトコーン振動板を採用している。ウーファーはφ133mm。ミッドレンジもピュアパルプコーン振動板を採用しておりサイズはφ50mm。ツイーターは、φ19mmのテンパードピュアチタンドームだ。
CDチューナー部のサイズはW240×D250×H90mmで、重量は2kg。アンプ部はW240×D270×H90mmで、重量は2.7kgだ。JBL-SAS101-BTのスピーカーは、サイズがW190×D210×H275mmで、重量は4.2kg。4312M IIは、サイズがW181×D180×H300mmで、重量が4kgとなっている。