ニコンは1月29日、デジタルカメラ「COOLPIX P520」を発表した。発売は2月で、価格はオープン。推定市場価格は53,000円前後となっている。

「COOLPIX P520」(写真をクリックすると拡大します)

2012年2月に発表された「COOLPIX P510」と同様に、光学42倍の超望遠ズームレンズを搭載するモデル。望遠端の焦点距離は1,000mm(35mmフィルム換算時)となっており、遠くの被写体を大きく捉えられる。手ブレ対策としてはレンズシフト式の手ブレ補正を搭載する。

また、撮像素子には集光効率の高い裏面照射方式のCMOSセンサーを搭載。望遠撮影時や、夜景、室内などを撮影する際でもブレを抑えた撮影が可能だ。

そのほか、GPS情報の受信や、スマートフォン・タブレット端末とのワイヤレス接続が可能になるワイヤレスアダプター「WU-1a」(別売、希望小売価格5,250円)に対応。GPS機能では、撮影場所の位置情報や地名情報を画像に付加したり、電源オフ時の移動ルート記録が可能となっている。また、WU-1aの利用により、撮影した画像をスマートフォンなどにワイヤレス転送したり、スマートフォンからリモート操作したりすることも可能だ。

主な仕様は、撮像素子が有効1,808万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)で、レンズが焦点距離24~1,000mm(35mmフィルム換算時)の光学42倍ズーム、対応感度がISO80~ISO3200(拡張設定でISO6400、ISO12800を利用可能)。背面のモニターは3.2型・約92万ドットの液晶方式で、可動式となっている。

利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約15MB)。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚だ。サイズは約W125.2×D101.6×H84.1mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で約550gとなっている。