2013年度のミス日本グランプリ決定コンテストが28日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、東京都出身の日本大学生、鈴木恵梨佳さん(22)がグランプリに選ばれた。
同コンテストは、藤原紀香らを輩出した歴史ある大会。この日は、2,825人の応募者から選ばれたファイナリスト12人が最終選考に臨み、着物・水着・ドレスの審査を経て、鈴木恵梨佳さんがグランプリに選出された。名前を呼ばれてから、うっすらと涙をこぼした鈴木さんは「とてもびっくりしているのと、うれしい気持ちで涙が溢れてしまいました。放心状態です」と顔をくしゃくしゃにしながらも、「(ほかの11人とは)3カ月前に会った時から、皆さんきれいになったりスピーチも変化していたので、今日は自分を出し切ろうとしか思っていませんでした。本当に楽しくやり切れたと思います」と満足げ。「誰に喜びを伝えたい?」という質問には「応援して下さった皆さんと、家にいる祖母と祖父に早く知らせたいです」と答えた。
東京生まれの鈴木さんは、現在は日本大学の生物資源科学部植物資源科学科に在学中。ミス日本での今後の活動については「大学で植物について学んでますから、植物やお花を植えたりと学校で学んだことをこちらでも生かせたらと思います」と語り、将来の夢は「植物の作品を残すことと、モデルとしても活躍したいです。目標は梨花さんです。とってもふんわり穏やかなイメージにクールな大人っぽい姿までモデルとして伝わってくるので、目指したいですね」と意欲を見せいていた。また、鈴木さんは前日に発表された読者が選ぶスポニチ特別賞も受賞し、グランプリとのダブル受賞となった。
なお、ミス日本 ミス着物には、福岡県出身の古賀ゆかりさん(21)、ミス日本 ネイチャーには、群馬県出身の竹上萌奈さん(20)、ミス日本 海の日には、栃木県出身の渡辺けあきさん(20)、ミス日本 水の天使には山形県出身の横山林沙さん(21)がそれぞれ選ばれた。