劇団ハーベストに所属する女優・久保田紗友が28日、都内にて行われたBS-TBSの初主演ドラマ『神様のイタズラ』の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。
登壇した久保田は、観客へのあいさつで「久保田紗友、中学1年生の11歳…あっ、13歳です(笑)」と少々緊張気味。初主演という大役を、「撮影も初めてですごく緊張したんですけど、ワクワクしています」と語り、「ドラマを自分に置き換えて見ていただけたらなと思います」と役者らしいコメントも残した。
その後も緊張で固くなるかと思いきや、司会から「得意のさくらまやさんのものまねを」と求められると、さくらまやのデビュー曲「大漁まつり」をアカペラで披露するなど、度胸がある一面を見せた。すでに撮影を終えた今回のドラマについては、「すごくあっという間に撮影が終わってしまいました」と振り返り、「スタッフの方もすごく楽しくて、本当に楽しく撮影することができました」と笑顔で語った。
写真左:会の終盤、サプライズゲストとして同じ劇団ハーベスト所属の加藤梨里香、宮武佳央、青山美郷が登場し、1月18日に13歳の誕生日を迎えた久保田をケーキで祝福した 写真右:左から青山美郷、久保田紗友、宮武佳央、加藤梨里香 |
目標の女優について、久保田は「武井咲さんと北川景子さん」と答え、憧れている理由としては「努力家で堂々としている所とオーラがすてきなところが、すごく惹かれました」と目を輝かせていた。北海道出身の久保田は、2011年にソニー・ミュージックアーティスツが開催したアクターズオーディション「アクトレース」で優秀者に選ばれ、彼女を含め14名の"女優のたまご"による劇団ハーベストが結成された。同オーディションには、1万1,704名もの応募が寄せられた。
2月4日から4週(毎週月曜23:00~)にわたって放送される本作は、全4話で構成されている。久保田が演じるのは、"神様のイタズラ"によって他人との心が入れ替わった中学一年生の女の子・大沢サヤカで、第1話はヤクザ、第2話はインコ、第3話は憧れの先輩、第4話は祖母と、1人で5役に挑戦した。楽しかったと公言していた久保田にとっても、「役作りが大変でした。イメージがあまり沸かなかったので」とさすがに苦労した様子。
本作は放送前にUstream等で世界配信され、久保田は配信時に流れる森永製菓のCMにも、大沢サヤカ役として出演する。そのほか、ドラマの主題歌も彼女が担当した。