楽天リサーチとオーネットは28日、「バレンタインデーに関する調査」の結果を発表した。同調査は、1月17日~18日の期間にインターネット上で行われ、20歳~49歳の男女1,200名から有効回答を得た。

まず、今年のバレンタインデーにチョコレートを贈る相手を女性に尋ねたところ、トップは「夫」で38.0%。次いで、「取引先や勤務先など自分の仕事関係の人」が21.2%、「自分の父親」が20.5%、「付き合っている彼氏」が14.8%となった。

贈るチョコレートの種類と相手を見ると、最も高価格帯の「高級ブランドや人気店、チョコレート専門店のもの」を贈る相手は、昨年に引き続き「自分」が50.0%(昨年48%)で最多。一方、「手作りチョコ」は、「付き合っている彼氏」が38.2%で最も多く、以下、「同性の友達」が33.3%、「自分の子供」が31.3%と続いた。

予算については、「2,000円以上」との回答はどの相手に対しても少なく、"高くても2,000円未満"と考えている女性が多数を占める結果に。価格帯と贈る相手の関係を見ると、「1,000円以上2,000円未満」が最も多かったのは「自分の父親」で38.2%。次いで、「付き合っていないが好きな人」が35.3%、「自分の兄弟」が31.8%、「付き合っている彼氏」が29.2%、「夫」が28.5%となった。他方、「500円以上1,000円未満」の価格帯は、「異性の友達」が51.1%でトップとなり、以下、「自分の子供」が48.8%、「取引先や勤務先など自分の仕事関係の人」が44.9%、「同性の友達(友チョコ)」が39.5%、「自分の兄弟」が38.6%、「夫」が32.0%と続いた。

バレンタインデーに贈るチョコレートの予算(女性n=456) 複数選択 単位:%(出典:楽天リサーチWebサイト)

昨年と今年のバレンタインの予算を比較すると、どの相手に対しても「昨年と変わらない」が最多となったが、「自分」への"ご褒美"の予算が「やや増加する」と答えた割合は16.7%と他の回答より多かった。

男性が意中の異性から贈って欲しいチョコレートのトップは、「彼女が手作りしたもの」で28.8%。次いで、「百貨店や駅ビルで売っているような一般的なバレンタインデー用のもの」が17.2%、「高級ブランドや人気店、チョコレート専門店のもの」が14.8%となったほか、「チョコレートはいらない」と答えた人も24.2%に上った。また、「チョコレートやお菓子以外のプレゼントをもらいたい」と考えている人も45.0%いることがわかった。

男性にバレンタインデーとはどんな日だと思うかと聞くと、「普通の日と変わらない」が24.2%、「なくてもよいと思う日」が17.8%と消極的な回答が目立った。一方、「イベントとして楽しめる日」は12.5%、「コミュニケーションを深める日」は11.8%など肯定的な回答はやや少なかったほか、「恋愛において告白の日」は4.2%など恋愛と直接繋がる答えも極少数だった。