沖縄県の海洋博公園で開催される「沖縄国際洋蘭博覧会」「APOC11」では、2月2日~11日の開催期間中、遺伝子組み換え技術で誕生した「青いコチョウラン」を展示する。
従来の品種改良では実現できなかった「青い花色」作りに成功
青いコチョウランは、千葉大学植物細胞工学研究室の三位教授が、10年がかりで品種改良に成功したもの。花粉をめしべにつけて実った種を採り、まいて育てる「交配法」では実現できなかった「青」の花色が、ツユクサから取り出した遺伝子をコチョウランに導入することで実現できたという。
同博覧会ではこの花を千葉大学から輸送。会場で展示する。展示場所は沖縄県国頭郡本部町字石川424番地「海洋博公園」の熱帯ドリームセンター展示室。公開日時は2月2日~11日、8時30分~17時30分。観覧料金は熱帯ドリームセンター入館料(大人670円、小人340円)のみ。なお、同公園内の「沖縄美ら海水族館」入館チケット(半券も可)を提示すると、熱帯ドリームセンター入館料が半額になる。