ソニーは29日、VAIOノートのスタンダードクラスに位置付けられる「VAIO E」シリーズの2013年春モデルを発表した。デザインコンセプトはそのままに、基本的スペックを向上させた。発売日は2月9日を予定。直販CTOのオーナーメードモデルも同時に発売する。

ラインナップの詳細は、11.6型の「Eシリーズ11」、14型の「Eシリーズ14」、14型のプレミアムモデルとなる「Eシリーズ14P」、15.5型の「Eシリーズ15」、17.3型の「Eシリーズ17」。このうち「Eシリーズ14/14P」は店頭とオーナーメード両方で取り扱い、「Eシリーズ11」は店頭のみ、「Eシリーズ17」はオーナーメードのみの取り扱いとなる。

「VAIO Eシリーズ11」

「VAIO Eシリーズ11」のブラック

ピンク

ホワイト(光沢天板)

AMD APUを搭載する「VAIO Eシリーズ11」は、プロセッサとストレージの容量が向上。ラインナップは店頭モデルのみで、本体カラーはホワイト(光沢天板)、ブラック、ピンクのバリエーションを用意する。店頭予想価格は90,000円前後。

主な仕様は、ディスプレイが11.6型WXGA(1,366×768ドット)でグレアタイプのLEDバックライト液晶、CPUがAMD E2-2000 APU(1.75GHz)、チップセットがAMD A68M FCH、グラフィックスがAPU内蔵のAMD Radeon HD 7340、メモリがDDR3 SO-DIMM PC3-10600 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが750GB HDD、OSがWindows 8 64bit版。

インタフェースはIEEE 802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0+HS、USB 2.0×2、USB 3.0×1(PC電源OFF時含むUSB機器への充電対応)、HDMI×1、D-Sub×1、カードリーダ(メモリースティック デュオ/SD共用)、ステレオミニジャック×2(In/Out)、131万画素Webカメラなど。本体サイズ/重量はW290×D203.5×H23.5~31.5mm/約1.5kg。

「VAIO Eシリーズ14」

「VAIO Eシリーズ14」のブラック

ピンク

ホワイト

「VAIO Eシリーズ14」は、店頭とオーナーメードで展開。搭載するCPUを強化。本体カラーがホワイト、ブラック、ピンクの3色を用意。店頭予想価格は90,000円前後。

主な仕様は、ディスプレイが14型WXGA(1,366×768ドット)でグレアタイプのLEDバックライト液晶、CPUがIntel Pentium 2020M(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM70 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SO-DIMM PC3-12800 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが750GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8 64bit版。

インタフェースはIEEE 802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0+HS、USB 2.0×3、USB 3.0×1(PC電源OFF時含むUSB機器への充電対応)、HDMI×1、D-Sub×1、カードリーダ(メモリースティック デュオ/SD)、ステレオミニジャック×2(In/Out)、131万画素Webカメラなど。本体サイズ/重量はW344×D243.6×H25.4~33.5mm/約2.4kg。

オーナーメードモデルでは、CPUやGPU、光学ドライブ、メモリやストレージの容量などを選べる。一例としてCPUは最大でクアッドコアのIntel Core i7-3632QMまで強化することも可能だ。

「VAIO Eシリーズ14P」

14型ワイド液晶搭載のプレミアムモデル「VAIO Eシリーズ14P」も、店頭とオーナーメードで展開。従来モデル同様に筐体サイドにアクセントカラーを入れるなどデザイン性を際立たせている。2013年春モデルではラインナップの統合を図った。

ブラック&レッド

ピンク&ピンク

ホワイト&ブルー

主な仕様は、ディスプレイが14型ワイド(1,366×768ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i3-3120M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SO-DIMM PC3-12800 4GB(4GB×1/最大16GB)、ストレージが750GB HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8 64bit版。本体カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。店頭予想価格は120,000円前後。

インタフェースは、IEEE 802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0+HS、USB 2.0×2、USB 3.0×2(うち1ポートはPC電源OFF時含むUSB機器への充電対応)、HDMI×1、D-Sub×1、カードリーダ(メモリースティック デュオ/SD共用)、ステレオミニジャック×2(In/Out)、131万画素Webカメラなど。本体サイズと重量は、W341×D245×H22.4~33.3mm/約2.3kg。バッテリ駆動時間は約7時間。

オーナーメードモデルでは、CPUやGPU、光学ドライブ、メモリやストレージの容量などはもちろん選べるほか、ディスプレイ解像度を1,600×900ドットの高解像度へと変更可能。また、オーナーメードモデル限定で、本体カラーにガンメタリック&ゴールドを選択できる。

「VAIO Eシリーズ15」

シルバー

ブラック

ピンク

ホワイト

15.5型ワイド液晶搭載の「VAIO Eシリーズ15」は、プロセッサとストレージの強化を行ったほか、従来モデルの2倍という高輝度液晶ディスプレイを採用した。

BDXL対応ブルーレイディスクドライブとバックライトキーボードを搭載した「SVE15139CJS」と「SVS15137CJW/B/P」の主な仕様は、ディスプレイが15.5型ワイド(1,366×768ドット)高輝度LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i7-3632QM(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SO-DIMM PC3-12800 8GB(4GB×2/最大8GB)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8 64bit版。

本体カラーは「SVE15129CJS」がシルバーのみ、「SVS15127CJW/B/P」はホワイト、ブラック、ピンクの3色。店頭予想価格は「SVE15139CJS」が155,000円前後、「SVS15137CJW/B/P」が150,000円前後。

ブラック

ピンク

ホワイト

BDXL対応ブルーレイディスクドライブを搭載した「SVE15136CJW/B/P」は、CPUがIntel Core i5-3230M(2.60GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SO-DIMM PC3-12800 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8 64bit版。本体カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。店頭予想価格は130,000円前後。

ホワイト

エントリーモデル「SVE15135CJW」は、CPUがIntel Pentium 2020M(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM70 Express、Intel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SO-DIMM PC3-12800 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが750GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8 64bit版。本体カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。店頭予想価格は90,000円前後。

インタフェースは共通で、IEEE 802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0+HS、USB 2.0×3、USB 3.0×1(PC電源OFF時含むUSB機器への充電対応)、HDMI×1、D-Sub×1、カードリーダ(メモリースティック デュオ/SD)、ステレオミニジャック×2(In/Out)、131万画素Webカメラなど。本体サイズ/重量はW371.9×D253.5×H25.3~35.1mm/約2.7kg。

オーナーメードモデルでは、CPUをより上位(Core i7-3632QM)/下位(Core i3-3110M)にカスタマイズしたり、メモリ容量の増減やストレージ構成の強化などをCTOメニューから選択することができる。

「VAIO Eシリーズ17」

ラインナップはオーナーメードモデルのみ。ディスプレイが17.3型WXGA++(1,600×900ドット)のグレアタイプ、もしくはフルHD(1,920×1,080ドット)の低反射コートディスプレイが用意される。