リンクスインターナショナルは1月28日、ワイヤレススピーカー「Boombero Wireless Speaker」を発表した。発売は2月1日。価格はオープンで、推定市場価格は4,980円前後。
BluetoothやWi-Fi(無線LAN)など、ワイヤレスで音楽を再生させる手段はさまざまだが、Boombero Wireless Speakerが採用しているのは、"Near Field Audio"と呼ばれる技術。何の設定も行わずにiPhoneをスピーカーの上に置くだけで、音を鳴らすことができる。
同社によると、Near Field Audioはスピーカーの振動を検知して、それを信号として取り込む仕組みとのことだ。つまり、iPhoneだけでなく、他のスマートフォンでも原理的には動作する。しかし、置く位置や向きなどによって、うまく動作しないケースがあるため、対象機種をiPhoneのみに限定しているという。iPhoneの置き方は3通り。
なお、3.5mmステレオミニジャックの外部入力端子も備えているので、うまく鳴らない機器や、スピーカーのないポータブルプレーヤーなどを接続することも可能だ。スピーカー出力は2.5W。
電源は、単3アルカリ乾電池×3本またはmicroUSBケーブルのバスパワーを使用する。アルカリ乾電池を使用した場合、最長で約18時間の連続使用が可能だ。本体サイズは、W117×D67×H62mmで、重量は約210g(電池含まず)。