同社の特設サイト「さくらで元気プロジェクト2013」のイメージ

民間の気象会社、ライフビジネスウェザーは25日、「2013年のさくら開花・見頃の傾向」を発表した。

全国139地点の桜を、高い精度で開花予想

同社が行っている「さくらの開花・見頃予想」は、桜の開花日・満開日の過去データと、春先だけでなく秋から冬にかけての気温との関係を分析し、予想地点ごとの開花・見頃予想モデルを構築。それにより、地域ごとの桜の特性がわかり、精度の高い予想を実現している。予想地点は全国139地点。中には全国の桜の名所100選からピックアップした地点も含まれるという。

このほど発表した「2013年のさくら開花・見頃傾向」によると、「東・西日本は2月から3月にかけて寒い日があるという予報から平年より遅めの3月下旬から4月上旬、東北地方も雪解けの遅れが予想され平年並みか遅めとなり南部で4月中旬、北部は4月下旬になる」とのこと。ただし、桜の開花予想にとって重要な要素である、秋から冬の寒さによって桜のつぼみが目を覚ます「休眠打破」が今シーズンはしっかり行われているため、暖かくなれば一気に開花する可能性がある、と予想している。