カプコンは25日、「CAPCOM BAR(カプコンバー)」のオープン1周年記念パーティを東京・新宿区「バトゥール東京」で開催し、さまざまな企画の発表やイベントが催された。

パーティは、カプコンのイベントでは定番の「バトゥール東京」で開催。新たに1周年記念ロゴも公開された

カプコンバーは、ニュートンが運営するパセラリゾーツとカプコンがタッグを組んだエンターテイメントコンセプトバー(パセラリゾーツ新宿本店1階に設置)で、カプコンの人気タイトルとコラボレーションしたフードやドリンク類の特別メニューを用意。また、食事をしながらゲームを楽しむ試遊台も設けられている。

まず、ステージに登場したのは、カプコンの名物キャラクターであり、ゼネラルプロデューサーを務める"ハギー"こと萩原良輔氏。荻原氏は「昨年オープンしたカプコンバーも1周年を迎えました。本日もカプコンバーは大盛況で、満席となっているようです」と笑顔のコメント。その後、「継続する難しさもありますが、今後もエンターテイメントとしてのカプコンとして、楽しいワクワクする空間に作り上げていきたいと思います」と、カプコンバーの今後の展望について明かした。

カプコン CS営業推進部 パブリシティ企画推進室長兼 キャラクター・コンテンツ事業統括 出版編集室長兼 編集・企画チーム長という長い肩書きを持つ萩原氏

続いてカプコンバーに関するさまざまな新情報が公開された。まず。1月26日~2月8日の期間限定で、ひとり1品フードを注文すると、カプコンバー1周年記念オリジナルデザートがプレゼントされる。さらに、カプコンバー公式ツイッター(@capcom_bar)のつぶやきをチェックして、キーワードを提示するとオリジナルのソフトドリンク、またはアルコールドリンクがプレゼントされるという。

カプコンバー1周年記念オリジナルドリンク&デザート

また、これまで整理券は来場者のみ配布していたが、1月28日(月)からは平日にかぎり、電話での予約が可能となる(平日の整理券配布は行わない)。さらに、カプコンバーの内装がリニューアルすることで、最新の書籍やグッズをより多く鑑賞できるようショーケースが増設予定だという。また、1月26日(土)~3月31日(日)の期間中、来店者を対象としたグランドメニューのリニューアルに関するアンケートを実施。このアンケートを参考に、新たなグランドメニューが作られるようだ。6月11日にカプコンが30周年を迎えることを記念した限定メニューが提供され、アンケートで採用されたグランドメニューが登場する予定。

もちろん、今後もカプコンの最新タイトルとのコラボレーションメニューが続々登場予定だ。日程は下記のとおり。

2月18日~3月13日…『カプコン アーケードキャビネット』
3月14日~2013年4月中旬…『ヴァンパイア リザレクション』
4月中旬~2013年5月中旬…『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』
5月中旬~2013年6月上旬…『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』

発表時のプレゼンテーション画面

立食形式の軽食の中には、戦国BASARAのロゴや真田幸村のスイーツも

企画発表の後、まず萩原氏が「皆さんはたくさん食べたことを後悔すると思います。次の予定がある方はメールしとておいた方がいいでしょう」という意味深な発言を残し、「カプコンバー1周年記念 メニューランキング当てクイズ」コーナーに突入。これはカプコンバーで提供された「フード」「ドリンク」「期間限定メニュー」、それぞれの上位3メニューを当てるまで帰れないという、某人気テレビ番組をモチーフとしたテーブル対抗戦となっていた。各テーブルで話し合い、メニューから正解と思う上位3メニューを記入し、萩原氏に提出するというものだ。

しかし、問題なのは、この不正解の時に渡される山盛りオニオンリングだった。これを完食するまでは、次の問題への回答権すら与えられないという過酷なルール。いや、過酷というよりも回答を萩原氏のもとに提出しては、お礼に山盛りオニオンリングを渡される――というような、シュールで奇妙な謎の光景がエンドレスで繰り返されている……。著者はその前にたらふく食べていたことを激しく後悔するのだった。当然、体力を消耗し、 精根尽きる著者のテーブルは勝ち残れるはずもなく、「期間限定メニュー」の3位に輝いたが、残念ながらトータル成績で入賞には及ばなかったのであった。

ランキングメニューの結果はコチラ。どのチームも期間限定メニュー上位3メニューに苦しめられていた

イベントの最後には萩原氏が再登場し「2014年の1月25日もまた皆さんにお会いしたいと思っております」と、これからもカプコンバーを盛り上げていく決意表明をして、大盛況のパーティーはこうして幕を閉じた。