小田急百貨店は、かまぼこ板をキャンバスに描いた作品を募集し行われた「第15回 かまぼこ板絵国際コンクール 小さな美術展」の全応募作品がそろう展示会を1月31日~2月4日に開催する。
海外からの応募作品を含む5,661点を展示
同コンクールは、小田原かまぼこの老舗「鈴廣」が中心となって開催しているもので、今年で30年目を迎える。技術だけではなく、アイデアや個性も重視する地域・世代を超えて人気のコンクールで、海外からも作品を公募しているという。
今回、開催する同展では、2012年9月に行われた審査会で選出された一般の部(高校生以上)の最優秀賞「金鈴賞」や、ジュニアの部(中学生以下)の最優秀賞「金のすず賞」、小田急百貨店新宿店賞の6作品などの受賞作のほか、海外からの応募作品も含む5,661点を展示する。
また、漫画家の蛭子能収氏やコラムニスト辛酸なめ子氏などの招待作家が手がけた作品も展示する。
似顔絵プレゼントやかまぼこ木工教室なども開催
作品の展示のほか、来場者が楽しめる参加型イベントも開催。2月1日は、洋画家でアニメーション作家の久里洋二先生による似顔絵プレゼント(11時、14時、15時)を実施する。2月2日の14時からは中学生以下を対象に、絵本作家あだちなみ先生による「みんなで草原をつくろう!!」を実施する。
また、2月3日には、木のおもちゃ作家の遠藤裕先生による、かまぼこ板木工教室を開催。かまぼこ板で動くペンギンの制作を行う。開催時間は11時、13時、14時、15時から。