ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、LINEを利用している既婚の男女800名(男性400名、女性400名)を対象に、「夫婦間でのLINE利用に関する調査」を実施し結果を発表した。調査期間は1月11日~12日。
LINE利用後の夫婦間におけるコミュニケーション頻度の変化について聞いたところ、39.5%の人が「頻度が高くなった」と回答(「当てはまる」「やや当てはまる」の合計)。また、夫婦仲については、29.4%が「良くなった」と回答し(「当てはまる」「やや当てはまる」の合計)、LINEの利用が夫婦間に良い影響を与えているようだ。
トークでの一連のやりとりを1回と数えた場合に、夫婦で1日平均何回トークを行っているかを聞いたところ、「1回以下」の人が40.4%いる一方で、「2~5回」が44.0%、「6回~9回」が8.9%、「10回以上」が6.8%と、59.7%の人が1日に2回以上と頻繁に夫婦でのやりとりをLINEのトークで行っていることが明らかになったという。
また、調査では65.5%の人が、自分が送ったメッセージが既読となったか「気になる」と回答。また、男性では「気になる」と回答した人は60.8%だったのに対し、女性では70.3%もの人が「気になる」と回答し、男女間で10%近い差がでる結果となった。
LINE利用後の夫婦間コミュニケーションの変化として、配偶者に対して「置かれている状況について励ます言葉をかけることが多くなった」女性は32.5%(男性は28.8%)、「労をねぎらう言葉を掛けることが多くなった」女性は36.5%(男性は32.8%)、「感謝の言葉を掛けることが多くなった」女性は33.6%(男性は30.8%)だった。LINEの利用により、男性に比べ、女性は配偶者に温かい言葉を掛けるようになる傾向にあるようだという。
さらに、無料スタンプを「利用している」と回答した人は76.8%(「よく利用している」「たまに利用している」の合計)」)に上り、夫婦間のトークでもスタンプはよく利用されているようで、特に女性は男性に比べ、夫に対して使う傾向が高いよう(女性の利用率:53.8%、男性の利用率:40.3%)。しかし、有料スタンプを「利用している」と回答した人は17.7%にとどまり、「有料スタンプを利用したことがない」人は69.5%いることがわかったという。(ジャストシステムのFastask調べ)