NHN Japanは25日、都内で「LINE」の新CM発表会を開催した。新CMは女優の石原さとみさんが主演するTVドラマ仕立てのストーリーとなっている。1月26日から全国で放映が開始される予定。会場にはゲストとして石原さとみさんが招かれ、トークセッションを披露した。

「LINE」の新CM発表会に石原さとみさんが招かれ、トークセッションを披露した

発表会の冒頭、NHN Japan代表取締役社長の森川亮氏が登壇し挨拶した。同社が提供するスマートフォンアプリ「LINE」の利用者は、先週1億人を突破した。「最近では、街中や電車の中などでLINEのサービスを利用している人を多く見かけます。本当に嬉しく思っています」と森川氏。キャラクターグッズの販売も好調だという。「しかし、まだ現在は通過点だと思っています。さらなる発展を目指すべく、速いスピードで展開していきます」と続け、今回発表した新CMの宣伝効果に期待を寄せた。

「LINEがより皆様の身近な存在となれるように、今後とも努力していきたい」と話す森川氏

続いて同社の舛田淳氏が登壇し、今後の事業展開と新CMについて説明した。LINEのサービスは現在、世界の230カ国で利用されているという。利用者が1億人を突破したことについては「FacebookやTwitterと比較しても圧倒的なスピードだった」と紹介。その上で、2013年の目標をふたつ挙げた。ひとつめは北米や中国市場、欧州にも展開すること。ふたつめは、日本国内に約4,000万人いるユーザー数をさらに増やし、全国民的な生活インフラへと普及させていくことだという。

登壇し事業展開について説明する舛田氏(写真左)

新CMのタイトルは「人は、つながって、生きている。」。劇団の中で繰り広げられる人間模様をテーマにしたもので、石原さとみさんのほか、永山絢斗さん、木南晴夏さん、及川光博さんらを起用した。舛田氏は「LINEは、大切な家族や友人、恋人とのコミュニケーションを活性化させるために開発されたツール。そのコンセプトを、映像を通じて改めてお伝えしていきたい」と新CMの狙いを説明した。

新CMのイメージ画像(写真右)。舛田氏によれば「LINEする」という言葉が一般化してきたとのことで、新CMの中にもこのキーワードが積極的に取り入れられている

会場には、スペシャルゲストとしてCMに出演している石原さとみさんが招かれた。石原さんは、新CMへ起用されたことについて「本当に嬉しいです。すでに私の生活の一部になっているLINEの宣伝に関われるというのは、とても幸せなことだなぁと思います」と弾けるような笑顔を見せた。

トークセッションでMCと話す石原さん。自身の公式アカウントを公開するなど、積極的にLINEを利用している。森川社長からはキャラクターグッズがプレゼントされた

普段からメールやグループLINEなどを利用しているという石原さん。「例えば、今夜ご飯行く人、と呼びかけるとすぐに反応が返ってくる。海外など離れた場所にいる友人とも、時差なくいつでもつながれる」とLINEの利便性をアピールした。

新CMについては「監督から、連続テレビドラマのワンシーンのように演じてほしいとの要望がありました。楽しく集中して演じられました」とコメント。最後に、LINEについて「心から"便利だなぁ"と思えるツールです。難しいものではないので、まだ使ったことがない方には是非登録して利用してほしいと思います」と呼びかけていた。

フォトセッションでの様子

(記事提供: AndroWire編集部)