「シュープラザ」「東京靴流通センター」など全国で1,100店舗以上を展開する大手靴販売のチヨダが、このほどプライベートブランドを立ち上げ、初級・中級者をターゲットとした本格的なランニングシューズ「セダークレスト・ランニング」を発表した。そのお披露目記者会見も都内にて行われた。
ランニングに必要な本格的な機能を備えた「パフォーマンスシューズ」と呼ばれる分野は多大なノウハウが必要とされるため、それを専門とするスポーツブランドが得意としており、新規参入は難しいとされていた。
そうしたスポーツブランドがメインターゲットとする上級者向けとは異なり、チヨダは初・中級者向けにこだわったコンセプトで参入することに。「安全に楽しく走るための機能」を付加した製品として、スポーツ障害予防分野のトップランナーの1人、国際武道大学の山本利春教授との共同で開発されているのが特徴だ。
記者会見では、チヨダのマーケティング本部長によるコンセプト説明や、監修を担当した山本利春教授によるランニング障害の予防についてのトーク、商品開発部部長の佐藤淳司氏による商品説明などが行われた。その後、モデルの西山茉希さん、中村アンさん、弥香(みか)さんらで結成された、新製品PRためのチーム「ビューティーランガールズ」が登場し、ランニングをテーマにしたトークセッションを行った。
「女の子って視覚的なものも大事で、見た目がかわいくないと走る気もなかなか出ないけど、これはすごくかわいくて、種類もあってお気に入りです」と西山さん。中村さんも、「この靴を履いて、正しい走り方を教わって走ってみたら、もうフルマラソンに出れるんじゃないかなっていうくらい良いです」と絶賛。弥香さんも、「フィット感があって、靴底に厚みがあって全然疲れません。女の子が走るための最初の1歩として履いてもらいたいです」と、新製品への感想を語った。
続いて「ビューティーランガールズ」の3人を応援するため、スギちゃんが登場。昨年の流行語大賞を受賞するなど、大活躍を続けるスギちゃんに、チヨダから「今年も安全に走って欲しいで賞」と、緑色の「セダークレスト・ランニング」が授与された。その後、スギちゃんは会場に用意されたルームランナーでワイルドに走り出し、「靴全体に足が包まれていて、お母さんのお腹の中にいるみたい」「全然息が切れません!」と履き心地をレポートし、会場を盛り上げていた。
「セダークレスト・ランニング」は28日より販売開始。メンズ / レディースを各3色ずつ用意し、価格は6,615円となっている。