阪神電気鉄道は、1月26日、27日、2月2日、3日の4日間、工場夜景ツアーでナビゲーターとしても活躍している、写真家・小林哲朗氏の写真展「阪神沿線 工場写真展」を開催する。
会場は、同社が所有する兵庫県尼崎市の「尼崎レンガ倉庫」。発電所として利用されていた建物で、普段は立ち入ることのできない歴史的建築物だ。
期間中は、小林氏が撮影した阪神沿線の工場群をはじめ、「尼崎レンガ倉庫」が発電所として利用されていた当時(1905年から1919年)の写真や、歴史をパネルで展示。同社オリジナルグッズの販売も行われる。
また、小林氏による工場写真トークショーを全4日間開催。各日ともに13時30分から「工場写真・尼崎の魅力」、15時から「工場写真の撮り方」をテーマに実施する。
入場は無料。開催時間は、11時から16時までとなる。同社公式ホームページを参照のこと。
小林氏は、10年間保育園に勤務後、写真家に転身。主な被写体は、巨大建造物、工場、産業遺産、地下空間などで、日常にある非日常をテーマに撮影している。また、尼崎運河クルーズをはじめ、関西各地の工場見学講師をしている。著作は「廃墟ディスカバリー」、「工場ディスカバリー」など。