東芝は1月24日、レグザクラウドサービス「TimeOn」サービスの拡充と「おまかせ録画」サービス開始延期を発表した。拡充されるサービスは「見どころシーン再生」と「カレンダー」で、1月中に実施される。
TimeOnは、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の「Z7」「J7」両シリーズ向けに展開しているさまざまなサービスを統合したもの。主な機能は、録画番組の頭出し情報(タグ)を集めた"タグリスト"によって、番組内の任意のシーンにジャンプする「タグリスト」機能、「メッセージサービス」、クラウド上に画像を保存し共有する「クラウドアルバム」、過去番組から好みのシーンだけを検索して再生する「見どころシーン再生」、番組予約情報などが表示される「カレンダー」、「伝言ボード」などがある。
これらのうち、「見どころシーン再生」は、Yahooの検索急上昇ワードや任意のキーワードなどを使って、録画済みの番組、タイムシフトマシンに保存されている過去番組(「Z7」シリーズのみ)から、シーン検索を行う機能だ。検索を行うと、写真のようにシーンのリストが表示され、ここでリモコンの「決定」ボタンを押すと、そのシーンが再生される。
現在利用できる「見どころシーン再生」では、シーン一覧は、頭出しのみに利用できた。つまり、表示されるリストの中から再生したいものを選んで再生すると、そのシーンが過ぎたあとでも、そのままその番組の続きが再生されていた。新しい「見どころシーン再生」では、リストされたシーンが終了すると、次のリストされたシーンへと自動的にジャンプし、連続再生できるようになる。
また、「カレンダー」機能は、現在利用可能な番組の予約情報や過去の予約履歴が表示されるというものだが、新たに、友人に番組予約をオススメできる機能が追加される。
一方、1月下旬にサービス開始を予定していた、利用者の好みに合う番組を見つけて録画予約を行う「おまかせ録画」機能は、サービスの開始が4月下旬ごろに延期された。