歌手の鬼束ちひろが、約2年ぶりとなるシングル「悪戯道化師(いたずらピエロ)」を、東京と大阪の二大都市で行う全国ツアーの初日(3月11日)に、ツアー会場限定で発売することが25日、明らかになった。
同曲はこの全国ツアー「CHIHIRO ONITSUKA TOUR SHOW 2013 悪戯道化師」をイメージして書き下ろされた楽曲で、「おお 声のないサーカスで ララ 日々がぐらついては 暴かれるのは嫌 脱がされるのは嫌 そう このまま生きて行こうとも」と"新生・鬼束ちひろ"の決意表明ともとれる歌詞がつづられている。
また、カップリングには鬼束がデビューするきっかけとなったアメリカの女性シンガーソングライター・ジュエルの「Who Will Save Your Soul」をカバー。同曲は鬼束が10代の頃に受けたオーディションの課題曲として選んだ楽曲で、今回はギターの弾き語りで収録されている。
道化師(ピエロ)との2ショットのジャケット写真は、桑田佳祐やMr.Childrenなどのミュージックビデオでも高い評価を得ている映画監督の柿本ケンサクが担当。サウンド・プロデュースには元REBECCAで氷室京介や藤井フミヤ、大塚愛での演奏やプロデュースでも知られているギタリストの友森昭一が手掛けている。