シャープは1月24日、液晶テレビ「LED AQUOS(アクオス)」の「W9」シリーズ2モデル「LC-52W9」「LC-46W9」、「J9」シリーズ2モデル「LC-40J9」「LC-32J9」、「H9」シリーズ2モデル「LC-40H9」「LC-32H9」を発表した。発売は2月を予定している。価格はオープンで、推定市場価格は、LC-52W9が220,000円前後、LC-46W9が160,000円前後、LC-40J9が100,000円前後、LC-32J9が65,000円前後、LC-40H9が90000円前後、LC-32H9が55,000円前後となっている。

地デジ・ダブルチューナー搭載スタンダードモデル「W9」シリーズ

「W9」シリーズ(写真はLC52-W9)

スタンダードモデルとしてリリースされる「W9」シリーズは、倍速フルハイビジョンのUV2A液晶パネルに、LEDバックライト、映像エンジン「高画質マスターエンジンネオ」を搭載するモデル。

外付けUSB HDDへの録画機能も搭載しており、地デジチューナーは2基搭載する。2基のうちの1基は、裏番組録画専用だ。なお、BS/110度CS放送の受信時は、そのチャンネルしか録画できない。録画機能は、バッファローが発売している長時間録画ハードディスク「レコロング」にも対応しており、2TBの「HD-LS2.0TU2C」を使用した場合、地上デジタル放送を最長で約720時間分、録画することができる。

HDMI端子は3基装備しており、3基とも1080/24p入力に対応する。HDMI 1はARC対応で、HDMI 2はMHLに対応する。スマートフォンの画面を大画面で楽しむことが可能だ。また、テレビと外部入力の2画面表示にも対応する。

動画配信やショッピングなどが楽しめるネットサービス「AQUOS City」、DLNAプレーヤー機能のホームネットワークも利用できる。

地デジ・ダブルチューナー搭載スタイリッシュモデル「J9」シリーズ

「J9」シリーズ(写真はLC-40J9)

ローボードに設置した際に見やすいように、本体を傾けた"スタンドスタイル"を採用するスタイリッシュモデルが「J9」シリーズ。インテリアを重視した部屋にマッチする。

40V型のLC-40J9に関しては、UV2A液晶を採用していない点以外、基本的な機能は、「W9」シリーズと共通だ。LC-32J9では、映像エンジンの「高画質マスターエンジンネオ」が非採用で、パネルも1,366×768ドットの標準速ハイビジョンパネルとなる。

シンプルな録画モデル「H9」シリーズ

「H9」シリーズ(写真はLC-40H9)

シンプルモデルの「H9」シリーズは、「W9」「J9」の両シリーズとは異なり搭載しているチューナーだ1基だ。なお、「H9」シリーズでも、長時間録画ハードディスクは利用できる。

40型VのLC-40H9は、倍速フルハイビジョンパネル、32V型のLC-32H9は、標準速のハイビジョンパネルを採用している。また、ネットワーク機能を搭載していないため、「AQUOS City」やホームネットワークなどは利用できない。

型番 LC-52W9 LC-46W9 LC-40J9
サイズ(スタンド込み) W1,202×D302×H751mm W1,067×D302×H674mm W936×D202×H584mm
重量(スタンド込み) 約22.5kg 約18kg 約13.5kg
表示画素数 1,920×1,080ドット
消費電力 約125W 約108W 約100W
年間消費電力量 122kWh/年 97kWh/年 80kWh/年
接続インタフェース HDMI×3系統・D5×1系統・AV入力×1系統・USB×1基・LAN×1基・ヘッドホン端子×1系統・PC音声×1系統
型番 LC-32J9 LC-40H9 LC-32H9
サイズ(スタンド込み) W735×D167×H463mm W938×D263×H610mm W750×D228×H508mm
重量(スタンド込み) 約8.8kg 約14.5kg 約8.7kg
表示画素数 1,366×768ドット 1,920×1,080ドット 1,366×768ドット
消費電力 約73W 約95W 約65W
年間消費電力量 51kWh/年 79kWh/年 約43kWh/年
接続インタフェース HDMI×3系統・D5×1系統・AV入力×1系統・USB×1基・LAN×1基・ヘッドホン端子×1系統・PC音声×1系統