フェンリルは24日、同社のMac版Webブラウザ「Sleipnir for Mac」の最新版となるバージョン4の提供を開始した。同社Webサイトより、無料でダウンロードできる。

サムネイルを、ツールバーのもっとも使いやすい位置に配置

検索フィールド上のアドレスをクリックすれば、編集することもできる

一番左がSleipnirで、幅が54ピクセルとなっている

Sleipnir 4 for Macでは、ページの中身をそのまま表示するサムネイルを、ツールバーの使いやすい位置に配置している。多くのページを同時に開くことが当たり前となっている現状を反映したとのことで、従来のタブのように、開けば開くほど小さくなり、省略されたタイトルを頼りにタブを探していく必要がなくなるという。

また、アドレス(URL)を直接入力する機会は減り、ユーザーは検索やブックマークを積極的に使っているという状況を受け、アドレスバーを削除。開きたいページを最短で見つけられる検索フィールド(=ポータルフィールド)を代わりに設置している。検索フィールドでは、候補をサイト単位で提示するので、一般的なWebブラウザに見られる枝葉のようなページの表示ではなく、短く見つけやすいリストが現われる。

ツールバーにも改良が施され、主要ブラウザと比較して、細めの幅54ピクセルというツールバーを採用している。