日本人の「すき焼き」好きが明白に

セレスが運営するモッピーラボはこのほど、スマートフォンリサーチによる「鍋に関する調査」の結果を公表した。同調査は1月15日から16日に、同社のアンケートモニターにて全国の16歳以上の「鍋をすることが好き」と答えた男女を対象に実施。960の有効回答を得た。

「牛肉」がワンツーフィニッシュ!

「好きな鍋の種類」について複数回答で質問したところ、1位「すき焼き」、2位「しゃぶしゃぶ」、3位「キムチ・チゲ鍋」という結果となった。

同設問の上位5位までを年代別で比較したところ、「すき焼き」については年代に関係なく支持を集めており、2位の「しゃぶしゃぶ」は20代からの支持が目立った。

50代以上で2位は全体で5位の「寄せ鍋」となり、「キムチ・チゲ鍋」と「寄せ鍋」は年代によって人気が逆転していることがわかった。この結果に対しては「薄味志向が多くなるシニア層にとって、辛いもの・刺激物よりも、胃に優しそうな寄せ鍋を好むのかもしれない」としている。

中高年には肉系・刺激系より魚貝系・あっさり系を好む傾向が

ヘルシー志向、男女でくっきり

「最も好きな鍋の食材」について質問したところ、1位から3位まで「豚肉」「牛肉」「鶏肉」と肉が並び、肉以外では「白菜」の4位が最高だった。

性別で比較すると、男性は上位から「牛肉」「豚肉」「鶏肉」と続き、4位の「白菜」は8.0%にとどまった。女性は「豚肉」「白菜」「鶏肉」と続き、男性から支持を得た「牛肉」は4位となった。また、「豆腐」「キノコ類」などヘルシーなものに男性よりも女性の票が多く集まり、男女によって鍋の食材の好みが分かれる結果となった。

鍋の野菜と言えば、やっぱり「白菜」

「好きな鍋の〆」の質問には、1位「うどん」が(41.1%)、2位が「ごはん」(38.9%)、と上位は僅差となった。年代別では、50代以上の約半数が「うどん」を支持。年を重ねるごとに「うどん」を好む傾向にあるという結果になった。

年齢と共に「うどん」を好む傾向に

鍋好きは、月に1回は当たり前、半数近くが週に1回以上

「冬に鍋をする頻度」について聞いたところ、9割近くの人が、冬場に月1回以上鍋をすることが分かった。また、少数派であるが「週に3回以上」と答えた人が3.9%あり、「週に1~2回程度」と合わせると全体で4割以上の人が、週に1回以上のペースで冬場に鍋をしていることになる。

さすが「鍋好き」! 週1回以上が4割越え

同調査の結果は、同サイトのWEBページで閲覧できる。