昨年9月にEXILEのリーダー・HIROと結婚した女優の上戸彩が、2013年冬に公開予定の映画『武士の献立』で主演を務めることが24日、明らかになった。
本作は『釣りバカ日誌』シリーズなどで知られる朝原雄三監督作。江戸時代の加賀藩を舞台に、上戸は優れた舌と料理の腕を持つ勝ち気な女性・お春を演じる。お春は藩の料理方である舟木伝内(西田敏行)にその才能を買われ、加賀藩に代々料理人として仕える舟木家に嫁ぐことに。ところが、夫となる同家の跡取り・舟木安信(高良健吾)は、料理がからっきし苦手だった。お春は義母・舟木満(余貴美子)の力も借りながら、夫の料理指南をはじめるが…。
2005年の『あずみ2 Death or Love』以来の主演作となる上戸は、「この映画は時代劇ですが、今も昔も変わることのない夫婦の関係を、切なく、でも楽しくユーモラスに描くものになると聞いています」と本作を紹介すると、「現代の人たち、特に女性が観て楽しんでいただけるものになればいいな、と思っています」と期待を寄せる。そのほか、「勿論、"武士の献立"というくらいなので、映画で再現される当時の献立の数々も楽しみにしていてください」と見どころも伝えた。