男性がゲンナリしてしまうデスワードとは |
愛し合って付き合ったはずの2人。しかし、あるとき愛する男の気持ちに変化が表れてくる……。考えてみるけれど、思い当たることは何もない。でも、なんだか2人の間に溝ができている。これってよくある倦怠期?
そんな風に考えているアナタ。倦怠期の一言で片付けてしまって良いのでしょうか。長く続く恋愛がしたいのであれば、気をつけなければならない言葉があります。今回は、彼女になっていると言ってしまいがち、だけど彼の気持ちが冷めてしまうデスワードを紹介しましょう。
「彼氏なんだから」
男は「彼氏なんだから」「彼氏でしょ? 」と言われることをとても嫌います。男は女以上に自由を好む生き物ですから、しばりつけるような言い方はタブー。もちろん、女の子にとってみれば、「彼氏なんだから連絡ぐらいしてほしいし、もっと大切に扱ってもらいたい」と思うものですが、そこはグッとこらえて言い方を変えてみましょう。
例えば、"彼氏"ではなく"私"の気持ちを伝える。「忙しいときに無理して連絡して来なくて良いけど、連絡がないと寂しい」という風に。男が本当に理解するのは、あなたがどうしたとき、どんな気持ちになるかを知った時です。
「なんでもない」
ちょっぴり険悪なムードになった時、女性の口から出てくるワードです。しかし、男も女もちゃんと理解しているのです、「なんでもなくない」ということを。なんでもなくないけれど、態度は言葉に表れているため、男も「こいつ機嫌悪いな」は理解できていますが、彼女が何を求めているかは理解できません。これが続くと「面倒くさい女」のレッテルをはられてしまいます。何か言いたいことがあるのなら言う、納得がいかないけど終わらせようと自分で決めたのなら、後日友達に思いっきり愚痴るとして、その日はいつまでも不機嫌になっているのはやめることも愛情です。
「私のことどうでもいいの? 」
ある女性から恋愛相談がきました。仕事が忙しい彼、それでも2年付き合っていましたが、突然別れを告げられたそう。話を聞いていると、どうやら3つ目のデスワードを連発していたそうです。
恋愛においては、どうしても男と女の温度差が目立ちます。ですが、「温度差がある=愛情の大きさにも温度差がある」と言うわけではないのです。もちろんこれは男女だけではなく、人それぞれ価値観が違うのですから愛情表現も違って当然です。ですが、このデスワードを言ってしまう女性がとても多いのです。
特に多いのが、彼の自分に対する優先順位が低いと感じたとき。趣味だったり仕事だったり友人その約束だったり、自分以外の"何か"を優先する彼に、ついつい言ってしまう言葉です。ですが、これを言われて「すまなかった! 俺が悪かった!! もうお前以外の人とは会わない!!! 」なんてことには絶対にならず、むしろ最終的に「こんな俺が嫌なら別れようか」となってしまうのです。そんなときは素直に「私も遊んでよー! 」とお願いする方が、男にとっても嫌みなく受け入れられますよ。
恋愛はお互いの心地の良い関係を探すことも醍醐味でもあります。今回挙げたデスワードは、それをせずに、自分の恋愛のやり方を相手に強要させているだけでしかないのです。好きだからこそ、分かってほしい気持ちも理解できますが、「好きだからこそ分かりたい」という気持ちも大切なのです。
著者プロフィール
片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。
オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。