464本58品種の梅が咲き誇る「熱海梅園」の「梅まつり」(提供:熱海市役所観光経済部観光課観光振興室)

静岡県熱海市の「熱海梅園」で、1月12日(土)より恒例の「第69回熱海梅園梅まつり」が開幕した。3月3日(日)まで開催予定。

明治19年に開園した熱海梅園は、4.4ヘクタールに及ぶ園内に、樹齢百年を越える梅の古木を含め、464本58品種の梅がある。例年、11月下旬から12月上旬に第1号の梅の花が開花し、早咲き、中咲き、遅咲きと、順番に開花していき、期間中、さまざまな梅を楽しめる。

梅まつり期間中は、園内に土産店がオープンするほか、土・日・祝日を中心に熱海芸妓連演芸会や琴演奏会、甘酒無料サービスなどのイベントも実施する。

同園の入園料は、通常無料だが、梅まつり期間は有料となる。熱海市民100円(市民は住所がわかるもの、または熱海市民施設利用証を提示)、熱海市内宿泊者100円(予約表や領収証など宿泊先がわかるものを提示)、一般300円、中学生以下は無料。

ただし、「早咲きが2分程度開花」を有料入園の目安としているが、今年は開花状況が例年の2週間遅れとなっているため、1月下旬(見込み)まで入園料無料の予定だ。また、有料期間中でも、8時30分~16時00までの開園時間外は無料開放となる。

また、1月21日(月)から2月12日(火)まで、早咲き桜が鑑賞できる「あたみ桜 糸川桜まつり」が糸川遊歩道で開催予定。期間中の土・日・祝日は、梅まつり会場と桜まつり会場を結ぶ無料シャトルタクシーを運行するという。

なお、梅の開花状況は熱海市観光協会や、熱海市役所で確認できる。