LGエレクトロニクス・ジャパンは22日、IPS液晶採用ディスプレイ2シリーズ7機種を発表。1月下旬より順次発売する。価格はオープン。店頭想定価格は、超解像技術「Super+ Resolution」を搭載した「EA63V」シリーズが18,000円前後から、「EA53V」シリーズが15,000円前後から。
「EA63V」シリーズ
「EA63V」シリーズは、ぼやけた映像を補正する超解像技術「Super+ Resolution」を搭載する、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度のシリーズ。27型の「27EA63V-P」、23型の「23EA63V-P」、21.5型の「22EA63V -P」の3機種をラインナップする。
工場出荷時にはガンマ値2.2、色温度6,500Kに近づけるキャリブレーションを施すほか、ハードウェアキャリブレーションにも対応する。また、非表示エリアを含めたベゼル幅は約10.5mm(電源オン時)。
共通の仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、コントラストは最大10,000,000:1、応答速度は5ms。主な入出力端子はD-Sub×1、DVI-I、HDMI×1。チルト角は垂直20度~5度、スイベル機能はなし。
本体サイズと重量は、27型の「27EA63V-P」がW622.75×D192.9×H449.6mm、約4.6kg。23型の「23EA63V-P」がW533×D178.4×H399.1mm、約3kg。21.5型の「22EA63V-P」がW499.9×D178.4×H380.2mm、約2.7kg(いずれもスタンド含)。消費電力はそれぞれ34W、29W、26W(通常動作時)。
「EA53V」シリーズ
低消費電力ながら輝度の低下を防ぐスーパーエナジーセービング機能を搭載したシリーズ。「EA63V」シリーズと同様、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度で高透過率のAH-IPSパネルを採用する。
27型の「27EA53VQ-P」、23.8型の「24EA53VQ-P」、23型の「23EA53VQ-P」、21.5型の「22EA53VQ-P」の4製品をラインナップする。
スーパーエナジーセービング機能は、バックライトの光を抑えて入力信号を増幅させた上、液晶パネルの開口率をあげる技術と合わせ、省電力ながら従来より輝度の低下を防ぐ機能。累積の節電量やCO2削減量も画面上で確認できる。27型の「27EA53VQ-P」の場合、消費電力は通常動作時で32W、スーパーエナジーセービング機能使用時で23Wとなる。
共通の仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、コントラストは最大5,000,000:1、応答速度は5ms。主な入出力端子はD-Sub×1、DVI-D、HDMI×1。チルト角は垂直20度~5度、スイベル機能はなし。
本体サイズと重量は、27型の「27EA53VQ-P」がW641×D202×H459mm、約4.7kg。23.8型の「24EA53VQ-P」がW567×D181×H416mm、約3.3kg。23型の「23EA53VQ-P」がW544×D181×H406mm、約3.2kg。21.5型の「22EA53VQ-P」がW508×D181×H385mm、約2.8kg(いずれもスタンド含)。
消費電力はそれぞれ32W/23W、27W/20W、26W/19W、25W/19W(通常動作時/スーパーエナジーセービング機能使用時)。