サンコーは22日、液晶テレビなどのHDMI端子にダイレクトに接続して使えるスティック型のAndroid PC「Android SmartTV Quad-core」を発売した。Android 4.0(コード名:ice cream sandwich)とクアッドコアCPUを搭載する。同社の直販サイトでの価格は14,800円。
「Android SmartTV Quad-core」は、HDMI端子で接続することで液晶テレビを"Android端末化"できるスティック型PC。IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載し、ブラウザの使用をはじめとしてメールの送受信やYouTubeなどの閲覧、Google Play StoreからAndroid向けアプリなどの利用もできる。外部メモリとしてmicroSDカードスロットを搭載し、最大32GBのメディアに対応。SDカードから映像や音楽データの読み込みもできる。
CPUにクアッドコアの「Freescale i.mx6 quad」(1.2GHz)、GPUにGC2000を搭載し、性能が向上しているという。
このほかの仕様は、RAMが約1GB、ROMが8GB、Bluetooth。映像出力解像度は最大1,920×1,080ドットのフルHD。電源はUSBバスパワーで、USB給電用のACアダプタが付属する。USBホスト機能も備えており、USB接続のキーボードやマウスなどを接続できる。
対応動画形式は、AVI、rm、rmvb、MKV、WMV、MOV、MP4、DAT、VOB、PMP、MPEG、MPG、 FLV、ASF、TS、TP、3GP、MPG。対応音楽形式はMP3、WMA、WAV、APE、AAC、FLAC、OGG。対応Ebook形式はTXT、PDF、HTML、RTF、FB2。
本体サイズは、W130×D77×H51mm、重量は約225g。