厚生労働省は21日、2012年10月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、昨年10月の生活保護受給者数は、前月比8,675人増の214万2,580人となり、6カ月連続で過去最多を更新したことがわかった。
10月の生活保護受給世帯数は、前月比6,755世帯増の156万4,301世帯で、こちらも過去最多を記録した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が最も多く、全体の4割以上となる67万8,175世帯。次いで、傷病者世帯が29万8,328世帯、その他の世帯が28万7,320世帯、障害者世帯が17万8,536世帯、母子世帯が11万4,923世帯となった。