Webブラウザ「ドルフィン・ブラウザ」を提供している米MoboTapの日本法人、ドルフィン・ブラウザは21日、同ブラウザの最新版となる「ドルフィン・ブラウザAndroid版9.2」をリリースした。なお、日本法人の「ドルフィン・ブラウザ株式会社」は、2012年8月に設立されている。

今回のアップデートは「共有」が大きなテーマ。概要は以下の通り。

Wi-Fiブロードキャスト

同じWi-Fiネットワーク上のドルフィンユーザーと、リンクを簡単に共有。Webページを閲覧中、そのページをWi-Fiブロードキャストで共有すると、共有したリンクがWi-Fiブロードキャスト上に表示され、 同じWi-Fiネットワークのドルフィンユーザーがアクセスできるようになる。


ワンタップ共有

URLをロングタップすることで、スマートフォン/タブレットで閲覧しているWebページを、ドルフィン・ブラウザから直接ツイートしたり、Facebookで共有したりできる。また、ドルフィンブラウザから、EvernoteのアカウントにWebページをクリッピングすることも可能。


ドルフィンコネクト

ドルフィン・ブラウザ同士(iOS版とAndroid版など)によるブックマークやパスワードの同期に加えて、Chrome、Firefox、Safariの拡張機能による同期をサポート。こうしたブラウザをPC上で利用している場合も、ドルフィン・ブラウザとの各種データ同期が可能となり、各ブラウザで開いているタブをドルフィン・ブラウザのサイドバーで参照できる。


端末への送信

拡張機能のインストールにより、写真やテキストなどWebページ上のコンテンツをデバイス間で送受信することが可能。PCで検索した地図をモバイル端末に送ってGoogle Mapで開いたり、電話番号を送ってそのまま電話をかけるといった動作を実現できる。