ソニーは21日、Wi-FiおよびNFCに対応した容量1TBのネットワーク接続型HDD、パーソナルコンテンツステーション「LLS-201」を発表した。iOS/Android用アプリも提供し、スマートフォン/タブレットからも操作可能。4月30日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円前後。
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パーソナルコンテンツステーション「LLS-201」 |
NFC対応のスマートフォン/タブレットなどを本機にかざすと、専用アプリ「PCS Manager」が起動し、スマートフォン/タブレット内の写真や動画を本機に自動バックアップ。その際、バックアップしたコンテンツのファイル名/サイズ/タイムスタンプなどを記録するため、次回以降のバックアップでは差分のみ自動転送してくれる。
NFC非対応のデバイスでも、Wi-Fi経由でコンテンツをバックアップ。スマートフォン/タブレットのほか、Wi-Fiに対応したソニーのデジタルカメラ「サイバーショット」シリーズや「α」シリーズ、およびデジタルビデオカメラ「ハンディカム」などからも直接、コンテンツをバックアップできる。さらにUSB端子とメモリカードスロット(SDメモリーカード/メモリースティックDuo)を搭載するため、これらのインタフェース経由でコンテンツを取り込むことも可能。USB端子に接続することで、コンテンツを転送しながらのスマートフォン充電に対応する。
バックアップしたコンテンツは時系列で整理され、専用アプリ「PCS Manager」によって一括管理、閲覧が可能。PCS Managerを使うことで、スマートフォン/タブレットで本機の全機能を扱える。PCS Managerの対応OSは、iOS 6.0以降、Android 2.3以降。
また、DLNA準拠のメディアサーバー機能を搭載する。発表段階での再生対応フォーマットは、写真がJPEG/MPO/RAW、動画がAVCHD/MP4/MPEG-2/SD/MOV/3GPP(3GPP2)/AVI/MPEG-1。再生機器に合わせて、動画形式を自動的に変換して配信する機能を備える。HDMI出力もあるので、保存したコンテンツをテレビで視聴することも可能。HDMI出力は1080/60pまで対応。
Wi-Fi(無線LAN)の規格はIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)で、本体サイズはW172×D172×H32mm、重量は約500g。
