昨年には通算6枚目のアルバム『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』をリリースしたミューズは、早くも今年の『SUMMER SONIC 2013』で来日することが決定した。写真はマシュー・ベラミー。 (C)BANG Media International |
イギリスのロック・バンド、ミューズのフロントマンであるマシュー・ベラミーは、普段の生活では自分を抑えるために仮面を被っていると明かしている。
ステージ上でパフォーマンスを披露している時こそが本当の自分だというマシューは、日常の生活では自分を抑制しなければならず、ステージ上の自分こそが"本当の自分"であるという。
「とにかく、ステージではより正直な自分を見せることができるんだ。ステージに上がると、本当の自分が出てくるのさ。毎日の生活の中では周りに合わせようと社交的な振る舞いをしているけど、そんなものは一気に剥がし取ってやる。ステージ上では少しでもクレイジーなやつをみたいだろ? 俺は他のアーティストのライブに行く時、やつらの感情の奥底で何が起こっているか考えるのが好きなんだよ。どんな方法であれ、自分のやりたいことを自由に表現できる感覚になるんだ。言いたいことは何でも言えるし、何でも好きなようにやればいいさ。ジャケットや仮面を身に付けなければならないのは、普段の私生活だけだな」
そんな自分の感情をパフォーマンスで爆発させるというマシューは、若い頃バンドのツアー中にギターなどの楽器を叩き割るのを楽しんでいたことについて「昔のツアーでは俺は純粋に少し……怒ってたとはいわないけど、間違いなく"怒りっぽい"性格だったんだ。感情が爆発しちまうのさ。そんな若い頃のツアーは俺たちにとってカタルシスな経験で、頭のギアが外れてたんだ」と弁解した。
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