市場調査会社のカンター・ジャパンはこのほど、「日本人の経済状況に対する見方とストレス」についての調査分析結果を発表した。同調査は、2012年3月から5月にかけ世界21カ国で行われたインターネットおよび対面調査。21カ国2万1,000人に調査を行い、日本では987名から回答を得た。
経済状況が「悪い」と感じている日本人は8割を超える
「国の経済状況についてどう思うか」との問いには、94%が「悪い」と答え、経済危機が伝えられるスペインの98%に続き、悪いとする人の割合が21カ国中2位となった。また「自分の経済状態についてどう思うか」との問いには81%の人が「悪い」と答え、21カ国中もっとも悲観的な観測を持っていることが分かった。
ストレスを感じている日本人は6割を超える
「最近ストレスを感じているか」との問いには、65%が「感じている」と答え、2010年に行われた同様の調査から9%上昇。21カ国中もっともストレスを感じる人が多い結果となった。21カ国の平均は49%だった。同調査の詳細は「カンター・ジャパンのニュースリリース」で閲覧できる。