昨年は大いに休暇を満喫したというボノ (C)BANG Media International

アイルランドのロック・バンドU2が、現在新作アルバムの制作に取り掛かっていることをフロントマンのボノが明かしている。

通算13枚目となるアルバムには『10リーズンズ・トゥ・イグジット』と仮タイトルが付けられており、2009年のアルバム『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』以来のリリースとなる。ボノは次のように英ザ・サン紙に話している。

「U2が戻ったよ。絶好調さ。俺たちは今、アルバム制作に夢中になっているところさ。新作レコードを創りたい衝動に駆られているんだ。もし10年かかったって構わないし、完成しなくたって気にしないさ。良い作品を作りたいだけなんだ。バンド内では新作を『10リーズンズ・トゥ・イグジット』って呼んでいる。でも実は少なくとも6個くらいタイトル候補があるんだけどね」

また、ボノは昨年12月にインフルエンザにかかったため、レコーディングを一時中止しなければならなかったという。同バンドは史上最高の興行収入を記録した「360°ツアー」を2011年に完了しており、以来しばらく休息をとっていた。その間ボノは家族を連れて世界中のパワースポットを巡るを旅をしており、その体験が今回のアルバム制作にインスピレーションを与えているようだ。

「バンド活動が休みで時間があったから、世界中を旅したのさ。一生に一度の経験とも言えるね。アフリカや中央アメリカなんかに行ったんだ。それからヨルダンやイスラエル、ペルーにも行ったよ。休みも大事だよね」

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