メルセデス・ベンツ日本はこのほど、「Aクラス」を7年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。オリジナルアニメーションを制作した日本独自のキャンペーンが世界的な反響を呼ぶなど、新型「Aクラス」は大きな話題となっており、待望の発売となる。
新型「Aクラス」はあらゆる面で進化を遂げた新世代のスポーツコンパクトとして登場した。エクステリアはきわめてダイナミック。ロー&ワイドのプロポーションに加えて、ボディサイドに大胆なキャラクターラインが走る。インテリアはハイクオリティに仕立てられており、コンパクトクラスで唯一、全モデルにヘッドレスト一体型スポーツシートを採用するなどスポーツ性も高い。
エンジンは1.6リットルの4気筒直噴ターボで、最高出力は122PS。トランスミッションは7速のデュアルクラッチ「7G-DCT」を採用する。従来モデルよりパワー、トルクが向上しながら、燃費はJC08モードで15.9km/リットルと、従来モデルよりじつに34%も向上している。安全装備も充実しており、全走車や障害物の接近をレーダーで検知して警告やブレーキアシストを行うレーダー型衝突警告システム「CPA」を全モデルに標準装備。居眠り運転を防ぐ「アテンションアシスト」や、駐車をサポートする「パーキングアシストリアビューカメラ」も全車に標準装備される。
AMGが初めて開発の初期から参加した特別なモデル「A 250 シュポルト」も登場。最高出力210PSの2.0リットル4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、フロントスポイラー、リアスカートなどエアロパーツを多数追加。ホイールは18インチのAMG5スポークアルミを採用している。サスペンションも専用チューニングとなるほか、ブレーキには320mm径の大型ディスクとレッドキャリパーをフロントに装備する。
価格は、「A 180 BlueEFFICIENCY」が284万円、「A 180 BlueEFFICIENCY スポーツ」が335万円、「A 250 シュポルト」が420万円。