インクカートリッジの例

エプソン

キヤノン

日本ヒューレット・パッカード

ブラザー

家庭向けインクジェットプリンタ/複合機の使用済みインクカートリッジを各社が共同で回収する活動「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を実施している各社は、環境省の実証事業「製品プラスチック等の効率的な回収システムの構築及び再資源化ビジネス支援」に参加する。

参加メーカーは、ブラザー工業/ブラザー販売、キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン、デル、セイコーエプソン/エプソン販売、日本ヒューレット・パッカード、レックスマークインターナショナル。

今回の実証実験は日本環境設計が事務局となり、「PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクト」という名称にて、プラスチック製品の回収とリサイクルに関する社会実験を実施。消費者が不要となった製品をリサイクルにつなげる「環境動線」の構築を目指すという。

上記のプリンタメーカーは、PLA-PLUSプロジェクトに参画する各企業の店舗において、家庭向けインクジェットプリンタ/複合機の使用済みインクカートリッジを回収。回収したインクカートリッジは、インクカートリッジ里帰りプロジェクトと同様に、メーカー別に仕分けされ、各メーカーへ送られる。メーカー各社は、使用済みインクカートリッジを再資源化するなどのリサイクルに取り組む。

実施期間は、2013年2月1日~2013年2月24日。実施店舗は、東京23区、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、愛媛県などの122店舗。主な店舗は、イオン、イトーヨーカドー、スターバックスコーヒー、無印良品など。

なお、PLA-PLUSプロジェクトでは、使用済みインクカートリッジ以外にも、おもちゃ類や文具類なども回収の対象となっている。