マーケティングリサーチを手掛けるクロス・マーケティングはこのほど、「缶コーヒーに関する調査」の調査結果を発表した。同調査は2012年11月2日~11月5日に行われ、全国の20歳~79歳の男女1,579名から回答を得た。
意識購入者は「継続購入」、無意識購入者は「新商品購入」が多い
同調査では、購入したことを認識している「意識購入者」と、購入したことを認識していない「無意識購入者」に分類。意識購入者には購入ブランドの購入時の様子、無意識購入者には普段の缶コーヒー購入時の様子をそれぞれ質問し、購買行動の差異を検証した。
購入者の割合は、意識購入者が86%、無意識購入者が14%だった。また意識購入者の94%は「自分が飲む」ために購入していた。対して無意識購入者は78%だった。「購入時に比較検討するか」については、意識購入者の59%が「比較検討しない」と答えたのに対し、無意識購入者は61%が「比較検討する」と答えた。また、意識購入者は同じ製品を購入し続ける割合が高く、無意識購入者は新商品の購入が多かった。
意識購入者が多い缶コーヒーは「ジョージア エメラルドマウンテン」
缶コーヒーのブランド別に購入行動を比較したところ、「意識購入者」の割合がもっとも高かったのは「ジョージア エメラルドマウンテン」の94%。2位に「ワンダ モーニングショット」が93%で続いた。意識購入者の割合がもっとも少なかったのは「ワンダ 白×黒 100%エスプレッソ」の59%だった。調査の詳細は「クロス・マーケティングの無料調査レポート」で閲覧できる。