トランセンドジャパンは18日、Wi-Fi(無線LAN)を内蔵したSDHCメモリーカードを発表した。容量16GBの「TS16GWSDHC10」と32GBの「TS32GWSDHC10」を1月下旬より発売し、店頭予想価格は16GBモデルが5,980円、32GBモデルが7,980円。
本カードをデジタルカメラにセットすることで、スマートフォンやタブレットなどのWi-Fiデバイスと通信できるようになる。
動作モードは2つ。まず「即時共有モード」(Direct Share mode)では、本カードをセットしたデジタルカメラと、スマートフォン/タブレットなどのピアツーピア通信により、写真や動画を共有可能。もう1つの「インターネットモード」(Internet Mode)では、データをSNSへアップロードしたり、メール送信したりできる。
さらに、iOS用/Android用の専用アプリを提供。専用アプリで本カードにアクセスし、写真/動画の視聴、コンテンツのダウンロード、SNS共有、電子メールによるデータ共有などを実現できる。また、PCからでも、Webブラウザを使って本カードへアクセスすることが可能だ。
そのほか、無線LAN規格はIEEE802.11b/g/n、暗号化はWEP/WPA/WPA2、スピードクラスは「Class 10」、本体サイズはW24×D32×H2.1mm、重量は2g。