熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

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●「小雪が韓国で出産したワケとは?」【スッキリ】

10日に第2子となる長女を出産した小雪。韓国で出産したことが話題を呼んでいるが、その理由は昨年6月放送の『アナザースカイ』だという。韓国の産後調理院をリポートした小雪は、「日本にあったら『次いつ産もうかな』と考えられる」と感動していたのだ。確かに、高級ホテルと同等の設備と食事があり、室温やカロリーの管理、さらにスパもあるなど、産後のケアには申し分のない環境。しかし、2週間で40~90万円という価格は浮世離れしている。セレブ限定ってやつか。

友利新は、「産後に体を休めるのは大事。第2子をどうしようと思ったときに産みやすい」と女医らしく前向きなコメント。テリー伊藤も「昨年、日本から2000人くらい行っているみたいですね」と好意的なデータを紹介。韓流びいきのセレブって、そんなにいるのか。

●「通販マニア・八代亜紀の豪邸へ」【スッキリ】

かつて番組出演の際に、「通販マニアで毎晩のように買っているが、開けていない箱も多い」と話していた八代。“お掃除隊”として彼女の家に向かったウエンツ瑛士と阿部祐二は、段ボール箱の山を見て驚いてしまう。八代が「午前2時ごろになると電話をかけたくなって、つい買ってしまう」と笑い飛ばすその数は、1カ月半で48個だった。しかも料理をしないのにキッチングッズを買ったり、スピードスライサーと防災リュックを2つずつ買ったり、もはや買い物依存症に近い。

その後、箱根の別荘へ行く3人。暖炉、囲炉裏、かけ流しの温泉風呂など、その佇まいは高級旅館だ。さらに、八代は愛車のロールスロイスを「ロル子ちゃん」と呼んでいた。これを見た加藤浩次は「八代さんにはデフレという言葉がない。ケタちがいだな」とうなり、テリー伊藤も「1泊3万円くらい取れる。あの温泉だったら」と感心していた。すっかりレアになった昭和風味のおとぼけ大物タレントだ。

●「友近、今月にも結婚へ!?」【ミヤネ】

なだぎ武との破局後、一般男性との交際を宣言していた友近。1年がすぎ、いよいよ結婚報道が流れた。その男性とは、5歳年上で大手化粧品メーカー勤務、大阪に住んでいるため、2人は遠距離恋愛。友近が名古屋で仕事があると、大阪から会いに来てくれるという。さらに、お互い両親への紹介も済んでいるらしいが、友近ママはテレビ出演するほどの人気占い師だ。それだけにお墨付きをもらえたのなら良縁かも。

宮根誠司が「友近さん本人か演歌歌手でかわからんけど、報告がありそう」と笑うと、松尾貴史は「芸人さん同士だと友近さんの才能で家庭内嫉妬されそうだから、別の世界にいる人がいい」と好意的なコメント。友近は今年40歳で、出産願望を口にしているだけにありえる話か。

●「益若つばさがようやく? 離婚成立を発表」【ミヤネ】

一昨年の不仲報道から、何度となく別居やダブル不倫などの疑惑が流れた益若もついに離婚。夫の梅田直樹に2000~3000万円の財産分与が支払われ、親権は益若が持つという。

かつて益若は別居について「家から幼稚園が遠く、仕事部屋が必要だったから」と言っていたが、離婚の理由は「梅田が子育てに協力的でなかったから。仕事への意欲がなかったから」という報道が多い。しかし、梅田に大金が支払われるのは不自然なだけに、「口止め料か?」などの憶測を呼んでいる。実際、梅田は「真実は全て墓場に持っていく」と意味深なコメントを残して芸能界を引退してしまった。よほどのことがない限り、梅田は口を割らないと思われるだけに、何とも消化不良な結末だ。

●「大舞台に上がったYOSHIKIが3度目の生出演!」【ノンストップ】

放送界の最高峰であるアメリカ・ゴールデングローブ賞に、日本人初の登壇を果たしたYOSHIKI。ジェニファー・ロペスらがプレゼンターを務める映画作曲賞部門に“international music star”として登場し、受賞者へのトロフィー授与という大役を務めた。

YOSHIKIを“ファミリー”とみなす同番組は、ダメ元で電話出演をオファー。しかしなぜかYOSHIKIはこの番組への出演を断らず、「お酒を飲んでいたのであまり実感がなかった。どこを見てもセレブリティの人ばかりで華やかでしたね」「同じテーブルだったアン・ハサウェイとの会話を楽しんだ」と気さくに話し出した。

さらに、自ら手がけた公式テーマソングついて聞かれると、「何も言われなかったので、自分なりに解釈して3曲くらい書いてから選んだ」という。世界111カ国で配信されるというのもスゴイ。YOSHIKIの「今度スタジオへぜひ」という声にはしゃぐ山崎アナを見て、「甘えすぎちゃうんか。世界的スターやで」と藤本敏史。ちなみに同番組、全国ネットではない。

●「大島渚監督、闘い続けた映画人生」【ミヤネ】

80歳で生涯を終えた大島監督を惜しむ声が相次いでいる。『朝まで生テレビ』で共演した田原総一朗は、「司会の僕に対しても『黙れ!』『バカヤロー!』と一喝するなど、とにかく迫力のある人だった。私がその魂を引き継いで若い人たちに言っていきたい」と神妙。師弟関係にあった崔洋一監督は、「人生における師。12月28日にお見舞いしたときは、言葉を発することはできなかったけど、見つめ合って手を握り合いました」と感極まっている。

かつてキャスティングについて、「一に素人、二に歌うたい、三、四がなくて、五に映画スター。その人に魅力があればいいんだ」と語り、坂本龍一や北野武を起用した大島監督。型破りな人生を振り返る映像が流れると、宮根誠司は「かけ出しのころ、収録中に失礼なツッコミをしてしまったので謝りに行ったら、すごく優しく迎えてくれた」としんみり。三宅久之氏、浜田幸一氏らに続き、歯に衣着せぬキャラが減るのは寂しい。

●「武井壮の私生活に密着」【とくダネ】

陸上十種競技の元日本王者、百獣の王を目指す39歳、冬でもタンクトップ1枚など、キャラ立ちまくりの武井に密着インタビュー。忙しい毎日にも「全然疲れない。移動で30分寝られれば3~4日は大丈夫」、さらに「彼女はいない。家がないので」とドヤ顔を見せる。

小倉の倒し方を聞かれた武井は、「天達さんに頼っているところがあるので、天達さんから先に倒す。『あまたつ~』って言えないからメンタル揺らぐでしょう」と断言。これに小倉は、「考え方が単純。天達が殴られたって全然動揺しない」とまさかのマジレスだ。武井が嫌いなのかと思っていたら、「彼のことは陸上雑誌で知っていたけど、2年半で日本一になってスゴイんですよ」と十八番の物知り顔で語り出した。「武井咲ちゃんがオレのことを知らなかったんで、まずは“武井界の王”になりたい」という武井といい勝負かも。

●「平子理沙に独占インタビュー。美の秘けつを聞く」【ノンストップ】

19歳でスカウトされて以来、モデル歴22年。アラフォーのカリスマとして引っ張りダコの平子。“赤ちゃん肌”と言われる美肌の秘けつを聞かれると、「保湿を大切にしている。シートパックの上にラップをかぶせています」。次にスタイルを保つ秘けつを聞かれると、「お肉をたくさん食べて、パイナップルジュースを飲むことと、帰宅が遅くなっても漢方の入浴剤を入れたお風呂に入ること」と明かした。

「肌がツルンツルンのプルンプルンですね」とデレデレの設楽統を見た神田うのは、「ラップは私もやってます」とカットイン。どこまでも女王様気質だ。

●「新世代のモデル系アーティスト3組を紹介」【スッキリ】

1組目は、青文字・赤文字を問わず多くのファッション誌で活動する双子モデルAMIAYA。アジア各国での楽曲配信、フェス出演など、ワールドワイドなアーティストを目指しているという。

2組目は、『Popteen』の表紙を飾り、ティーン認知度100%の現役女子高生の椎名ぴかりん。「魔界から降臨した」というキワモノっぽいキャラ設定だが、サウンドは王道ポップだ。

3組目は、『S Cawaii!』のモデルで小室哲哉プロデュースの壱岐尾彩花。鈴木保奈美出演のCMタイアップをゲットするなど、華々しいデビューを飾った。壱岐尾のPVを見たテリー伊藤が「いい声してるね~」と感心すると、はるな愛も「(小室妻の)K-C-Oさんみたいですね」も好印象。エイベックスのバックアップもあるし、売れそうな気配がプンプン。


今、『ノンストップ』がおもしろい。芸能、セレブ、イケメン、便利グッズなど、“主婦の楽しみ”に割り切った構成で、横並びになりがちな情報番組で異彩を放っている。この日も、『最高の離婚』と『美トメ(いい姑)』と話題のドラマに乗ったテーマを扱うなど、タイムリーなネタを連発。関西地区で放送していないのはもったいない。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。