京阪電気鉄道は3月16日、淀駅付近立体交差化事業の進捗にともない、京阪線(京阪本線・鴨東線、中之島線、宇治線、交野線)のダイヤを一部変更する。
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日中の中之島駅発着の準急は淀屋橋駅発着に変更される |
高架化工事が進む淀駅では、現在工事中の1番線ホーム(京都方面)が本格的に供用開始されることに(淀駅付近の工事完了は2013年度中の予定)。これを受けて、大阪方面から淀行の営業列車が増発される。平日朝6時台の樟葉発淀屋橋行準急は淀発に変更するほか、淀屋橋駅を18～19時台に発車する樟葉行急行4本が淀行となる。また、平日夜に京都方面へ向かう特急の10分ヘッド運転時間帯が20分拡大し、淀屋橋駅22時20分まで運転される。
平日・土休日ともに昼間時間帯(9～17時頃)の運転パターンも変更される。特急以外の列車は現在、1時間あたり淀屋橋～樟葉間の急行が4本、中之島～出町柳間の準急が2本運転されているが、ダイヤ変更後は準急も淀屋橋駅発着となり、淀屋橋～樟葉間の急行3本、淀屋橋～出町柳間の準急3本の運転に。一方、普通はダイヤ変更後、中之島～出町柳間の列車が1時間あたり3本、中之島～萱島間の列車が1時間あたり3本の運転となる。
平日朝に運転される私市発中之島行の通勤快急「おりひめ」と、平日夜の中之島発私市行の快速急行「ひこぼし」は廃止に。利用者の少ない一部列車の削減も行われる。新ダイヤの詳しい情報は3月上旬頃、ホームページやポケット時刻表などで案内される。
