Lenovoが同社初のChrome OS搭載PC「ThinkPad X131e」を米国で2月26日に発売する。価格は459ドル (本体: 429ドル+コンソール管理&サポート: 30ドル)。教育市場向けのThinkPadという位置づけになる。
Chromebookは10秒以内で起動し、Googleアカウントでサインインするだけでユーザー個々の使用環境を呼び出せる。セキュリティに配慮した設計になっており、インターネットに接続している状態では自動的にOSが最新の状態に保たれる。学校で生徒が共有するのに適したPCだ。
ThinkPad X131eは、同じ教育市場向けのSamsung Chromebook (279ドル)やAcer C7 Chromebook (229ドル)よりも高価になるが、ThinkPadならではの堅牢性を備え、機能も充実している。ディスプレイは11.6インチ(1366×768)で、アンチグレア (反射防止)処理が施されている。CPUはIntel Celeronプロセッサ。16GBのSSDを備え、2年間は100GBのGoogle Driveクラウドストレージを無料で使用できる。通信機能はデュアルWi-Fi (802.11 a/b/g/n)、Ethernet。HDカメラ、USB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×1、HDMIポート、VGAポートなどを備える。バッテリー駆動時間は最長6.5時間だ。