山形カシオは17日、スキューバダイビングの水中でも会話を楽しめる無線機(ダイブ・トランシーバー)「Logosease(ロゴシーズ) LGS-RG004」を発表した。マットブラックとマットイエローの2色を用意。1月18日より発売し、価格は62,790円。
スキューバダイビングの水中でも音声会話を実現する無線機。本体は水中マスクに装着可能なサイズに小型化されており、レギュレーターをくわえた状態で使用できる。潜水40mまでのレジャーダイビングに使え、水深55mの防水性能を備えている。
32KHzの超音波帯を使用し、有視界の範囲でワイヤレス通信が可能。複数の人員で装着した場合も、多人数での会話に対応する。マイクとスピーカーには骨伝導方式を採用。本体を軽く1回叩くことで、受信と送信を切り替える。水中での不明瞭な音声を聞き取りやすくするために、デジタル処理を行って呼吸音や排気音のノイズを低減。最適な音量へとリアルタイムで補正する。
その他の主な仕様は、周波数は超音波が32KHz、音声帯域が100Hz~4KHz、チャンネルは1chで、アンテナにはセラミック圧電素子を採用。リチウムイオン電池を内蔵し、付属のUSBクレードルにセットして充電する。充電時間は約2時間(500mAh時)、連続使用時間は約3時間。浮力はマイナス浮力が約20g。本体サイズはW89×D41×44.8Hmm、重量は107g。